Google Pixelシリーズに革命を起こしたPixel7aをレビューしていきます。
価格の安さに見合わない高性能のスペック(ミドルモデル)で、このシリーズでPixelに乗り換える人が続出。
使い始めて1年間メイン機として使ってみた結論、Androidを使っている人ならPixelで十分ということ。
実際に1年間使用してみて気づいた点など、わかりやすく紹介していきます。またPixel8aとの比較もチェックしてみてくださいね!
Google Pixel 7a
総合評価
メリット
- 安価なのに高性能なスマホ
- 6400万画素の超高画質なカメラ
- iPhoneに匹敵するポートレート撮影
- アップデートがいち早く行われる
- なんでもできるAIスマホ
デメリット
- 動画などの長時間使用は熱を持ちやすい
- 画面内部の指紋認証が反応しずらい
- スクリーンショットがやりにくい
yoha
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機種に迷ったらピクセル7aがおすすめ
機種選びに迷ったらPixel7aがおすすめ。
なぜPixel7aがおすすめなのか?
その理由はこの3つにあると考えられます。
- 価格に見合わないスペック
- 独自のAIシステム
- カメラ性能・画素数の高さ
iPhoneを使用する私が、このPixel7aを1年間メイン機として使ってみました。
そこで感じたのは、高速レスポンスとカメラの性能、AI機能のよさです。
Google Pixelといえば消しゴムマジックが有名ですよね。
10万円を超えるハイエンドモデルとほぼ変わらない性能で6万円以下の超安価で購入できるとはおどろきでした。
カラーバリエーションも豊富で全4色展開。
私は薄い水色の「sea」を購入しました。
製品の情報
ディスプレイ | 6.1インチ OLEDディスプレイ、FHD+(2400 x 1080ピクセル)、リフレッシュレート90Hz |
プロセッサ | Google Tensor G2 チップ |
RAM / ストレージ | 8GB RAM、128GBストレージ(拡張不可) |
カメラ | デュアルカメラ:メイン64MP(広角)+13MP(超広角) フロントカメラ:13MP |
バッテリー | 4,385mAh(最大72時間のバッテリーライフ、Extreme Battery Saverモード使用時) |
充電 | 18W急速充電、ワイヤレス充電対応 |
OS | Android 13 |
防水・防塵 | IP67(防水・防塵) |
生体認証 | 画面内指紋認証、顔認証 |
接続 | 5G対応、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.2、NFC |
サイズ / 重量 | 約152.4mm x 72.9mm x 9.0mm / 193g |
カラー展開 | チャコール、スノー、シー、コーラル |
主なメリット | 高性能チップ(Tensor G2)によるスムーズな動作、高性能カメラ、コンパクトなサイズ、優れたバッテリー持ち、ワイヤレス充電対応 |
主なデメリット | ストレージ拡張不可、充電速度が一部の競合モデルに比べて遅い |
価格 | 約62,000円〜72,000円 |
Pixel7aを1年間使ったメリットをレビュー
1年使って感じたメリットについて紹介していきます。
5つのメリット
- 6400万画素の高画質カメラ
- 消しゴムマジック
- かこって検索
- 天体撮影モード
- Googleアップデート
Google独自の技術で作られたAI搭載のスマホの魅力を見ていきましょう。
6400万画素の高画質カメラ搭載
メインカメラの画総数は、6400万画素の超高画質カメラ。
これはiPhoneを超す画素数で、一眼レフにも負けない鮮明な写真が撮れます。
AI機能の搭載により、その場所に適した明るさなどの補正が自動で調整されるので、鮮明な写真を撮ることができます。
ポートレート機能
ポートレートのボケ感はiPhoneを超える性能でした。
背景をぼかし、被写体を鮮明に写し出すことができます。
実際にポートレート機能をピカチュウのぬいぐるみで比較。
iPhone15proでのポートレート撮影
Pixel7aでのポートレート撮影
このように比較すると、Pixel7aの方が被写体を鮮明に写し出していることがわかります。
目で見たままの色味に近いのではっきり映ります。
一方でiPhoneのポートレートはボケ感が強いため、被写体のふちまで若干のボケがありますね。
色補正もされるため、鮮やかではありますがナチュラルさはPixelの方が上回ります。
これがポートレートの違い。
より自然体の写真を撮るのであればPixelが優秀です。
広角カメラ | 64メガピクセル |
ウルトラワイドカメラ | 13メガピクセル |
前面カメラ | 13メガピクセル |
GooglePixelの代表機能|消しゴムマジック
撮影した写真の背景に邪魔なものや、人を消すことができる機能。
Pixelシリーズなら常備搭載されている消しゴムマジックが無料で使い放題です。
同時に写真がボケてしまった際の「ボケ補正」や「夜景モード」も綺麗に撮影できるコツです。
消しゴムマジック
かこって検索の便利さ
かこって検索は非常に便利で重宝している機能のひとつです。
たとえば、動画や画像で自分の気になる情報があるときは、アプリを切り替えて検索したり、自分で検索エンジンから検索をしなければなりませんよね?
そんな面倒くさいことは今後不要。
簡単に魅力を図でお伝えします。
画面内に気になる情報がときは、画面下のナビゲーションバー(ホーム画面に戻る際によく使う)か、3ボタンナビゲーション(△〇□)であればホームボタンを3秒間長押しします。
そうするとかこって検索が機能します!
実際の画面がこちらです。
今回の例は、YouTubeショートの動画で気になることを検索してみました。
このようにかこった部分をGoogle検索することができるため、アプリの切り替えなど手間いらずで便利。
これなら調べたいことに手間をかけず、好きな時に情報を知ることができますよね。
天体撮影モードの魅力
夜景撮影とは異なる天体撮影モードを使えば、綺麗な星空を写真に残すことができます。
星空にカメラを向けると天体撮影モードが機能し、約4分間静止した状態で星を撮影します。
三脚があればブレることなく鮮明な星を撮影できます。
天体撮影モードを使用した写真がこちら。
都心に近く、空気が澄んでいない空でもこのように鮮明に星空を写すことができます。
肉眼でみえない星々を鮮明にカメラがとらえます。
満天の星空のもとではもっと綺麗に撮れるでしょう。
Googleアップデートが早い
Google純正のスマホなので、他の機種に比べシステムのアップデートが早いです。
セキュリティも強化され安全にGoogleに守られています。
他のメーカーは独自の技術やCPUを備えています。
ですがPixel製品はGoogle独自の技術で開発されているので、Google関連のアプリや検索(chrome、ドライブ、フォト、その他システムなど)を利用する人にとっては欠かせません。
OS | Android13 |
セキュリティーアップデート | 5年保証 |
Pixel7aとの相性抜群のワイヤレスイヤホン!
使ってわかった弱点とデメリットは?
ここからはPixel7aの弱点と感じた部分をお伝えしていきます。
使って感じた弱点はこちら
- 発熱しやすい
- 指紋認証が反応しにくい
- 電源ボタンが押しにくい
発熱しやすい
バッテリーは4300mAhとスマホの中ではバッテリー容量が大きい方ですが、使い方によっては発熱しやすい点があります。
通常24時間使用可能で、スーパーバッテリーセーバーを利用すれば72時間使うことも可能。
このような電池持ちの部分は問題ないですが、欠点としては長時間使用で背面が熱くなりやすいのです。
ネット検索やSNSなどをみる分にはあまり発熱を感じませんが、動画を観たり撮影したりするとその熱さを実感します。
背面が熱くなると本体の劣化やバッテリーの膨張にも繋がるため、あまり良くはありません。
バッテリー | 4300mAh |
駆動時間 | 24時間 |
スーパーバッテリー セーバー | 72時間 |
指紋認証が反応しにくい
Pixel7aは生体認証が搭載されていて、顔認証、ディスプレイ内指紋認証があります。
この指紋認証が便利な反面、一回で反応しないことが多いです。
画面内部に埋め込まれている生体認証が反応しないと、パスワードを入れることが多くなってきます。
アップデートで改善することは今後難しいと思いますが、今できる改善策としては指紋認証登録を複数回登録しておくといいでしょう。
電源ボタンが押しにくい
電源ボタンが硬く、位置が少々右上にあるため押しにくい印象があります。
使うスマホケースにもよりますが、物によってはさらに硬くなることがあるため、できれば柔らかい素材のケースをつけるといいです。
また、スクリーンショットを片手で行うことは難しいという点もデメリット。
電源ボタンと音量下のボタンを同時押しするため、落とさないためにも両手で抑えながらスクショする必要があります。
Pixel8aとの比較
Google Pixel 7aとGoogle Pixel 8aの比較表です。
項目 | Google Pixel 7a | Google Pixel 8a |
---|---|---|
発売日 | 2023年5月 | 2024年5月 |
ディスプレイ | 6.1インチ OLED (90Hz) | 6.1インチ OLED (120Hz ) |
解像度 | 2400 x 1080 (FHD+) | 2400 x 1080 (FHD+) |
プロセッサ | Google Tensor G2 | Google Tensor G3 |
メモリ (RAM) | 8GB | 8GB |
ストレージ | 128GB | 128GB |
カメラ(背面) | 64MP(メイン)+ 13MP(超広角) | 64MP(メイン)+ 13MP(超広角 ) |
カメラ(前面) | 13MP | 13MP |
バッテリー | 4385mAh | 4492mAh |
OS | Android 13 | Android 14 |
防水防塵 | IP67 | IP67 |
指紋認証 | 画面内指紋センサー | 画面内指紋センサー |
セキュリティアップデート | 5年間 | 7年間 |
価格(Google公式参照) | 約69,300円 | 約72,600円 |
Amazonや楽天であれば、Pixel7aは5万円台で購入可能!
Pixel8aがおすすめの人は「最新機種が欲しい」「5年以上機種を使う」
このような人に向いています。
まとめ|コスパがいいGoogle純正スマートフォン
GoogleのAIスマホPixelシリーズの中でもおすすめのPixel7a。
機種変更を検討している人にはぜひおすすめしたいスマホです。
メリット | デメリット |
- 安価なのに高性能なスマホ
- 6400万画素の超高画質なカメラ
- iPhoneに匹敵するポートレート撮影
- アップデートがいち早く行われる
- なんでもできるAIスマホ
- 動画などの長時間使用は熱を持ちやすい
- 画面内部の指紋認証が反応しずらい
- スクリーンショットがやりにくい
現在はPixel8aが発売されていますが、価格と性能を見てもPixel8aと比べてもコスパが良いと言えます。
Pixelデビューにも最適なスマホを手に入れてみてください。