Googleの完全ワイヤレスイヤホンで最高傑作ともいえる「Pixel Buds Pro」をレビュー。
私のメインデバイスはiPhoneで、これまでAirPods ProやSONYの完全ワイヤレスイヤホンなど数多く使ってきました。
本製品に出会ってからは、音質、重低音、フィット感すべてに満足する使用感。
この記事では、Pixel Buds Proの機能性やおすすめポイント、欠点などをくわしく紹介していきます。
Pixel Buds Pro
総合評価
メリット
- アクティブノイズキャンセリングが超優秀
- バッテリー持ちがいい
- クリアで重低音な音質
- ワイヤレス充電に対応
- デバイスを選ばずにペアリングが簡単
デメリット
- 充電ケースが傷つきやすい
- 完全防水ではない
- iPhoneでアップデートできない
- 完全ワイヤレスイヤホンを探している
- 運動中に違和感なく音楽を聴きたい
- シンプルなデザインのイヤホンを探している
yoha
ライフミニマルクリエイター
- 余白のある暮らしを提供
- 暮らしのレビューブログ
- 30歳 クリエイター
- シンプルでミニマルな生活
Pixel Buds Proを1年使って感じた魅力をレビュー
2022年7月28日に発売されたGoogleの完全ワイヤレスイヤホン「Pixel Buds Pro」。
アクティブノイズキャンセリング機能の搭載により、パワフルでクリアな音質を体感できます。
耳にフィットする使用感で、操作性もよく、音質も非常に精度が高い。
毎日好きな曲を存分に楽しめています。
色のついたイヤホン部分を軽くタッチすることで、音量調節やスキップなど簡単に操作でき、さまざまな場面で役立ちます。
数多くのイヤホンを使ってきました。
これまでの最高傑作とも言える製品。
さすがはGoogle!
さっそく見ていきましょう。
製品の情報
サイズ | 左右イヤホン:22.33mm×22.03mm×23.72mm 充電ケース:25mm×50mm×63.2mm |
重さ | イヤホン:6.2g 充電ケース 62.4g |
カラーバリエーション | Bay、Porcelain、Fog、Charcoal、Lemongrass、Coral |
充電 | USB-C、Oi認証ワイヤレス |
充電時間 ノイズキャンセリングオフ時 | 充電ケース使用31時間 イヤホン単体:24時間 |
ノイズキャンセリングオン時 | 充電ケース20時間、イヤホン単体7時間 |
防滴性能 | イヤホン:IPX4 充電ケース:IPX2 |
箱の中にはイヤーチップと説明書が付属されています。
Pixel Buds Proはこんな人におすすめ
- ワイヤレスイヤホンを使っている
- 音質が良く重低音のイヤホンが欲しい
- 運動しながらも安定して音楽を聴きたい
- 見た目もおしゃれにした
- 指で軽くタッチして操作したい(操作性)
このようにイヤホンの利用シーンに合わせた使い方ができるので、汎用性が高くどんな人にもおすすめできるワイヤレスイヤホン。
また、バッテリーがなくなった際は5分の充電で1時間使用可能なため、短い充電でも音楽を楽しむことができます。
イヤホンのみでノイキャン切り替え、音の調節、曲のスキップや停止などをする場合は、IOSでも特に不都合を感じたことはありません。
「Pixel Buds Pro」外観のデザインを紹介
ここから先はケースと本体の外観をみていきましょう。
シンプルなデザインでケースの色は白で統一。
カラーバリエーション豊富なイヤホンが映えますね。
今回のレビューでは「Bay」を紹介していきます。
正面から見たデザイン
正面デザインは丸みがあり、素材はマットでサラサラとした肌触り。
「たまごっち」のような形とサイズ感です。
フタを開けるとコンパクトなイヤホンがあらわれます。
充電ケースの中身はこのようにブラック仕様です。
ここにお気に入りの色のイヤホンを入れることで、見た目の印象もかなりいい感じになるでしょう。
裏面のデザイン
裏面は下部にペアリングボタンがあり、正面同様シンプルな作り。
ボタンを長押しすることで簡単にBluetooth接続が可能です。
使う端末関係なし(パソコンを含む)に、あらかじめペアリングしておくことで、イヤホンを耳に当てるだけで自動的に接続されるのが便利。
ボタンは押しやすのですぐに使いはじめることができます。
耳にフィットするイヤホンの形
丸い形のイヤホンは、耳にフィットしてずれたり落ちたりしません。
ランニングなど運動での使用でも耳にしっかり固定されるので邪魔にもならず集中できます。
耳に詰まったような感覚もなく、痛みも感じない快適な使用感です。
もしスタンダードが合わない場合、イヤーチップで調節してみましょう。
長時間つけていても問題ありませんでした。
大きさを比較
腕時計との比較です。このようにコンパクトな仕様がわかります。
ちょっと外に出るときもズボンのポケットや胸ポケットに入れてもかさばらない形ですね。
実際に使って感じたおすすめの機能を紹介
使って感じたおすすめの機能は5つあります。
- アクティブノイズキャンセリング
- 外部音取り込みモード
- ペアリング切り替えが簡単
- カスタマイズ性
- ワイヤレス充電
なかでも一押しはノイズキャンセリング機能。
まわりの音をシャットアウト、音楽に集中することができます。
アクティブノイズキャンセリング
「アクティブノイズキャンセリング」は、外部の雑音を最大限にカット。
「Silent Seal」というテクノロジーが採用されていて、人それぞれの異なった耳の形に合うよう調節されています。
それにより、さらに外部の雑音をシャットアウトされるため、ノイズキャンセリング機能の向上を実現しているのです。
この機能のおかげで、外部音を気にせずにクリアな音質を楽しめています。
外部音取り込みモード
従来よりもクリアな音質「外部音取り込みモード」の活用もおすすめ。
まわりの音の聞き取りは鮮明で、とくに通話時にメリットを感じました。
オンライン会議やミーティングでも大活躍できます。
集中したいときはノイズキャンセル、それ以外は外部取り込みと用途によって使い分けることでパフォーマンスを最大に発揮します。
ペアリング切り替えが簡単
マルチポイント切り替えで、デバイス間のペアリングがスムーズです。
あらかじめペアリング設定をしておくことで、切り替えが自由になり、頻繁にデバイスを変えても問題ありません。
ペアリング登録状況
- iPhone
- iPad
- MacBook
カスタマイズ性
Android端末やPixelシリーズとの相性は抜群で、パフォーマンスを最大限に引き出します。
互換性に優れているのでPixelユーザーにはありがたいですね。
Pixel Buds Pro専用設定にもスムーズにアクセスできるので、さまざまな細かい設定変更が可能。
実際のPixel 7aでの専用画面がこちらです。
細かい設定も専用アプリで簡単に管理できるので、自分の好きなようにカスタマイズすることができます。
ワイヤレス充電
Qi搭載のワイヤレス充電は置くだけで簡単に充電できます。
強度が高いケースを付けていても、ワイヤレスモバイルバッテリー充電はしっかり反応してくれます。
通常のタイプC充電も急速で便利。
ワイヤレスとタイプCに対応しているのは現代では重宝しますね。
Pixel Buds Proの欠点|使いにくいところ
1年間使ってみて感じた欠点を紹介していきます。
主に3つのデメリットを感じました。
- イヤホンのアップデートはAndroidのみ
- ケースに傷が付きやすく汚れやすい
- 防水性能が欠ける
これらのデメリットについて理由を紹介していきます。
イヤホンのアップデートはAndroidのみ
私が使っているメイン端末はiPhoneですが、ファームアップデートやイヤホンの細かい設定はできません。
Androidユーザーであれば、Pixel Buds Proのアップデートやカスタマイズなどスムーズに行うことができるので、Android端末を使っている人はさらに便利になるでしょう。
iPhoneでのペアリングや音質、イヤホン自体の操作には影響しないのでご安心ください。
実際に1年間使い続ける中で、
とくに不具合なく現役で活用できています。
ケースに傷が付きやすく汚れやすい
デザインがシンプルで使いやすい反面、傷が付きやすく汚れやすいので、専用ケースを付けることをおすすめします。
白色でマットな質感の典型的なデメリット。
こちらのケースは純正品ではありませんが、耐久性が高く、カラビナもついているのでバッグの外側につけていても傷が付く心配はありません。
おすすめのケースです。
ケースの防水性能が欠ける
イヤホン自体の防水性は、水しぶきや雨などには強いIPX4レベル。
しかしケース自体は防滴仕様です。
そのため、ケースを水の中に落としてしまうと故障する可能性が高まります。
表記上は生活防水なので、水に落としたら完全アウトと思っていた方がいいでしょう。
IPX4の防水性はどの程度?
防沫形:いかなる方向からの水の飛沫によって有害な影響を受けない。
300〜500mmの高さより全方向に10ℓ/分の放水、10分
蓄電池コンシェルジュ
AirPods Proとの比較|音質をレビュー
「Pixel Buds Pro」を普段から使う中で感じる音質の違いを紹介します。
- AirPods Proに負けないクリアな音質
- 重低音はPixel Buds Proの勝ち
- 音の感じ方には個人差があるため、文章で伝えることは難しいですが、一般的な内容をお伝えしていきます。
AirPods Proに負けないクリアな音質
天下のAirPods Proに勝るほどのクリアな音質が実感。
帯域幅が2倍になったことで、風の音などを軽減してくれます。
長期使用で感じたのは、AirPods Proとさほど変わらない音質ということ。
どちらを買おうか迷っている人で、Apple製品にこだわりがない人であれば、Pixel Buds Proが断然おすすめです。
重低音はPixel Buds Proの勝ち
重低音はAirPods Pro以上といえます。
身体全体に響く重低音は、気分を上げたい時に大活躍。
こだわりがありApple製品で統一したい人でない限り、Pixel Buds Proを一度使ってみてほしいです。
まとめ|Pixel Buds Proで快適な音楽ライフを
「Pixel Buds Pro」を1年間使った徹底レビューをしました。
メリット | デメリット |
- アクティブノイズキャンセリングが超優秀
- バッテリー持ちがいい
- クリアで重低音な音質
- ワイヤレス充電に対応
- デバイスを選ばずにペアリングが簡単
- 充電ケースが傷つきやすい
- 完全防水ではない
これまでの王道のAppleを離れ、Pixelを使ってみて世界観が変わりました。
バッテリー、操作性、重低音と優れた点は、これからも活躍すること間違いありません。
Googleの完全ワイヤレスイヤホンをぜひ生活に取り入れてみてくださいね。