TP-Linkの最新ロボット掃除機「Tapo RV30 Max Plus」をレビュー。
フローリングからカーペットまで、部屋の隅々を自動で綺麗にしてくれて、ゴミ捨ても行ってくれるためほとんど手間がかかりません。
まさに時間を買える製品と言えます。初めてのロボット掃除機におすすめです。
Tapo RV30 Max Plus

総合評価
メリット
- ブラックで統一されたデザインがいい
- ゴミの取り残しがない
- ゴミ処理の手間が大幅に省ける
- 部屋中満遍なく掃除してくれる
- スマホで簡単に遠隔操作できる
デメリット
- ロボット掃除機は本体の価格が高い
- 部屋を事前に片付ける必要がある
- 掃除やゴミ捨ての手間を省きたい
- めんどうなことを自動化したい
- 自由な時間を増やしたい
このような人におすすめのロボット掃除機です。

よは/yoha
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- 30歳フリーランス
- シンプルでミニマルな生活
ロボット掃除機 Tapo RV30 Max Plusレビュー

Tapo RV30 Max Plusは、2in1ロボット掃除機&自動ゴミ収集機として、部屋の隅々まで自動で掃除してくれるもの。
今回、初めてロボット掃除機を使ってみて感じたのは、「今までの掃除機をかけている時間はなんだったのか」と時間に対して勿体無いと思うほどの効果を得られました。
これまでロボット掃除機に対して「本当に隅まで掃除できるの?」「自分で掃除機かけたほうがよくない?」と思っていましたが、実際にそのような考えがくつがえったのです。

ちなみに、我が家は1LDKで、部屋全体の清掃時間は約20分ほどでした。
家事などに関して自動化している人の感覚を肌で感じ、時間を有効活用することで得られるメリットを実感。
Tapo RV30 Max Plusの特徴
97%のダストピックアップ率を実現し、5300Paの超強力吸引を活かしフローリングだけでなく、カーペットや水拭きにも対応している便利でハイテクなロボット掃除機です。
ロボット掃除機の吸引力の強さを示す単位のことで、高い数値ほど強力な吸引力を意味しています。
一般的な吸引力は1000〜3000Paに対して本製品は5300Paとパワフルな吸引力を誇ります。
家の中を清潔にしてくれ、暮らしを快適にしてくれます。
中でも、大容量の紙パックにより、ゴミ捨ては2ヶ月に1回と面倒なことを解決してくれるため、ゴミ処理頻度が減りました。
その他にも、正確な掃除箇所の把握や複数のセンサーによる高度なアルゴリズムを搭載、暗い場所でも正確にゴミを除去など、抜かりない高性能な機能を搭載しています。
大きさもコンパクトサイズなので、インテリアにも馴染む仕様です。
- 5300Paの超強力吸引でパワフル
- 自動ゴミ収集機でゴミ処理は2ヶ月に1回
- LiDAR&IMUデュアルナビシステムで部屋中正確にマッピング
- 水拭きモードでカーペットを回避
- Tapo IQ+ Smart Cleaning™センサーとアルゴリズムで安心のハイスペック
- 部屋のすみずみまで自動清掃
- 複数のマッピングを保存可能で掃除指定もできる
- バッテリーが切れる前に自動で戻って充電
- 音声&リモート操作が可能でいつでも掃除できる
Tapo RV30 Max Plusのスペック表
最大吸引力 | 5300Pa |
自動ゴミ収集機 | 対応(3L紙パック、約2か月分のゴミを収集) |
ナビゲーションシステム | LiDAR&IMUデュアルナビシステム |
本体サイズ(直径×高さ) | 330×100mm |
水拭き機能 | 対応(300ml水タンク、3段階水圧調整) |
ノイズ | 52db:静音モード 55db:デフォルト |
バッテリー容量 | 2600mAh |
カーペットブースト機能 | 対応 |
マッピング機能 | 高精度マッピング、複数フロアマッピング対応 |
スマート連携 | Amazon Alexa、Googleアシスタント対応 |
アプリで簡単セットアップ方法


アプリを起動するとファームウェアアップデートが始まります。


完了次第、Wi-Fiに接続します。


これでセットアップ終了。あとはマッピング機能を立ち上げたり、実際にロボット掃除機を起動させてみましょう。
- TP-Linkアカウントの発行は事前にやっておくと後々ラクなのでおすすめです。
外観デザインと配置


実際に開封レビューをしていき、外観を詳しくみていきましょう。


ロボット掃除機と自動ゴミ収集機、その他付属品やケーブルが同梱されています。


シックなブラックで、直感的なシンプル仕様になっています。


ロボット掃除機本体のボタンは3つ(電源、ドック、スポット掃除&チャイルドロック)しかなく、最初のセットアップ時のみに使用し、あとはスマホで操作できるスマートホーム。
- 赤:バッテリー残量20%未満、エラー発生中
- オレンジ:バッテリー残量20%〜80%未満
- 緑:バッテリー残量80%以上








裏面はこのように、メインブラシや隅々まで行き届くサイドブラシなど、部屋をきれいにするために欠かせないパーツがセットされています。


トップにはLiDARセンサーがあり、空間を把握する役割があります。(対象物までの距離や形状を計測するセンサー)


ドッグ(自動ゴミ収集機)は意外とコンパクトで置き場に困りません。




水拭きに対応しているので、水タンクに水を入れモードを変えれば床がさらにピカピカになります。




梅雨の時期など、床がベタベタするので、これなら手をかけることなくスムーズに掃除できますね。




ダストボックスはこのように取り外し簡単で、この紙パックに自動でゴミが収集されます。


掃除が終わり次第、自動でドッグに戻っていき、充電コネクタに密着し充電開始。


充電センサーにより、正確な位置へと戻っていくことに感動しました。
Tapo RV30 Max Plusを使って感じたメリット
実際にTapo RV30 Max Plusを使ってみて感じたメリットについては以下です。
シックでスタイリッシュなデザイン


黒一色で統一されたシックなデザインが魅力的。
スリムでスタイリッシュなため、部屋のどこに設置しても景観を損ねることはありません。


さらに、設定しても場所を取らずコンパクトなので、置き場に困らないこともメリットです。
高さ10cmなので、家具の奥などを掃除してくれるため重宝します。




ゴミの取り残しがほぼない


他製品と比べて5300Paの強力な吸引力により、隅々までゴミを吸い上げます。
フリーリングはもちろん、カーペットやラグのゴミや髪の毛などを残さずに掃除してくれるほどのものです。



手の届かないベッドの下まで抜かりなく掃除が行き届くので、非常に便利です。今までは床にうつ伏せになって頑張って掃除していました。


また、Mesh Grid™技術により、空間に合わせた最適なルートをたどり、効率性に優れています。
ロボット掃除機が空間を認識して最適なルートで清掃する技術のこと。TP-Link製品では「Tapo RV20 Max Plus」、「Tapo RV30 Max Plus」に搭載されています。
空気清浄機を超えるレベルの循環で、ロボット掃除機自体を清潔に保つ仕様です。


ゴミ処理の手間が大幅に省ける


自動ゴミ収集機を搭載しているので、掃除をしたあとに自分でゴミを処理する頻度が大幅に減ります。
通常、掃除機をかけたらゴミがたまり、手動でゴミ箱へと処理します。しかし、本製品はロボット掃除機を起動したら自動でゴミ処理までを行う優れもの。
ゴミ処理は約2ヶ月ごとになるので捨てる手間が大幅に省けます。
ロボット掃除機をコントロールできる


3Dマッピング機能を使えば、部屋の間取りや家具などを3Dで確認しながら掃除機をコントロールできます。




本体に搭載されている「Tapo IQ+ Smart Cleaning™」により、掃除する場所を記憶するほどの優秀な頭脳を持ちます。
手元で操作できるため、部屋のどこにいても設定を変えることができます。
スマホで完結する自由なカスタマイズ性


このカスタマイズ性が非常に便利で、専用アプリをインストールすることで遠隔操作が可能。
入ってはいけない場所を指定することで、そこ以外をきちんと掃除してくれます。
これなら子供が作った芸術作品やジグソーパズルを置いた部屋でも安心ですね。
掃除する時間を指定することで、効率よく部屋を綺麗にすることができるのも便利なポイント。


Tapo RV30 Max Plusの気になるデメリット
高性能で非常に満足度の高い製品ですが、気になる点やデメリットについては以下です。
本体の価格が高い


メーカー希望小売価格で本体は72,900円と高く、さらに消耗品は数年ごとに交換が必要になる部分があります。
スペックを気にしなければ、比較的安価なロボット掃除機もあります。
しかし、「とにかく掃除機の性能にこだわり、時間を短縮したい」という人であれば、許容範囲と言えるでしょう。
部屋を最小限に片付ける必要がある


ロボット掃除機のための空間を作り出す必要があります。
そのため、家具家電が多い家庭では、ロボット掃除機の役目は薄れるでしょう。
空間をスキャンして家具を避けて掃除をしてくれますが、モノが多いと掃除されるスペースも限られます。それに、本体の故障につながったりもするでしょう。
ミニマリストになる必要性がでてきますね。
部屋がスッキリするメリットの方が大きく感じられますが、元々部屋が狭かったり、モノが多かったりするとデメリットとなる場合があるでしょう。
Tapo RV20 Max Plusとの違いは?
もう一つのスリムな「Tapo RV20 Max Plus」を検討している方もいるでしょう。
「Tapo RV30 Max Plus」と「Tapo RV20 Max Plus」の主なスペックを比較した表を作成しました。
![]() ![]() Tapo RV30 Max Plus | ![]() ![]() Tapo RV20 Max Plus | |
---|---|---|
最大吸引力 | 5300Pa | |
自動ゴミ収集機 | 3L紙パック 約2か月分のゴミを収集 | |
ナビゲーションシステム | LiDAR&IMUデュアルナビシステム | MagSlim™ LiDARナビシステム |
本体サイズ(直径×高さ) | 330×100mm | 330×83mm |
水拭き機能 | 300ml水タンク 3段階水圧調整 | |
バッテリー容量 | 2600mAh | |
ノイズ | 52db:静音モード 55db:デフォルト | |
カーペットブースト機能 | 対応 | |
マッピング機能 | 高精度マッピング、複数フロアマッピング対応 | |
スマート連携 | Amazon Alexa、Googleアシスタント対応 |
主な違いは本体サイズとナビゲーションシステムです。
Tapo RV30 Max Plusは、LiDAR&IMUデュアルナビシステム搭載により、部屋中を短時間で正確にマッピングし、無駄なく効率的に清掃するものです。
暗い場所でも問題なく働いてくれるので、性能を重視した方におすすめ。
Tapo RV20 Max Plusは、MagSlim™ LiDARナビシステム 搭載により、RV30と同じよう正確にマッピング、効率よく掃除してくれ最適なルートを算出。
スリムさを活かし、狭い場所でも難なく掃除できます。
このように、自宅の家具家電により、最適なモデルを選ぶことができます。
まとめ|ロボット掃除機を導入して自由な時間を作る
ハイスペックモデルの「Tapo RV30 Max Plus」をレビューしました。
メリット | デメリット |
- ブラックで統一されたデザインがいい
- ゴミの取り残しがない
- ゴミ処理の手間が大幅に省ける
- 部屋中満遍なく掃除してくれる
- スマホで簡単に遠隔操作できる
- ロボット掃除機は本体の価格が高い
- 部屋を事前に片付ける必要がある
結論、性能が上がるほど、時間効率や満足度が向上します。
気になる人は、自己投資にロボット掃除機を導入してみるとその便利さを体感できるでしょう。