紛失したものを簡単に見つけられる「AirTag」を長期レビュー。
「本当に必要なのか?」と思う方もいるでしょう。
本記事では、1年以上使い続けてわかったメリットやデメリットについて詳しく解説していきます。
AirTag

総合評価
メリット
- 紛失したときにすぐ探せる
- GPS機能としても使える
- 防水機能の搭載
- 盗難しても安心
- 一度購入すれば半永久的に使える
- 電池交換が可能で長期間使える
デメリット
- 表面に傷がつきやすい
- 価格がやや高め
- 利用シーンによって複数必要となる
- AirTagが気になっている
- AirTagの必要性がわからない
- AirTagの特徴を知りたい

よは/yoha
クリエイター/ブロガー
- 暮らしのブログを運営
- 余白のある暮らしを提供
- 30歳フリーランス
- シンプルでミニマルな生活
Apple「AirTag」を1年以上使用したレビュー

Apple純正品のAirTagは、モノの位置を探すことができる小型追跡アイテムです。

財布や鍵、カバンに取り付けられるコンパクトさは魅力的。貴重品を失くしても居場所を特定することができます。


実際に1年以上使用した結論として、「あると便利で安心できる製品」と実感しました。
多様な利用シーンを想定し、活躍するAirTagについて詳しくみていきましょう。
AirTagの基本スペック
サイズ | 直径 31.9mm 厚さ 8.0mm |
重量 | 約11g |
通信 | Bluetooth LE UWB(超広帯域無線) |
チップ | Apple U1チップ |
電池 | CR2032コイン型電池 |
防塵・防水 | IP67 (最大水深1mで30分耐久) |
材質 | ステンレススチール プラスチック |
追跡機能 | 「探す」アプリ対応 正確な場所を特定 |
スピーカー | 内蔵スピーカー |
NFC | あり |
AirTagの特徴
次のような特徴があります。
- 追跡「探す」アプリで位置を特定
- 正確な場所を見つける
- 最大5人で共有可能(iOS17)
- 内蔵スピーカー搭載、音を鳴らして探す
- 紛失モード対応で簡単に探せる
- IP67等級の防水機能
- プライバシー機能内蔵、不正追跡を防止できる
大切なアイテムと一緒に持ち歩くことで、紛失時もすぐに探し出せます。
また、プライバシー機能も充実しており、自分だけがわかり、不要な追跡に使われないように設計されているため、個人情報の流出も防げます。
本体のサイズは500円玉より一回り大きいくらい。


小型のため紛失しそうですが、それでも安心できるのが本製品。


AirTagがおすすめの人・メリット

iPhoneを使っている人であれば、AirTagで紛失したモノが探せる点が最大のメリット。
- iPhoneなどApple製品を使っている
- よくモノを失くす
- 旅行や出張に行く機会がある
- 貴重品の盗難対策をしたい
- モノの位置をすぐに特定したい
メリットは以下です。
- 紛失したときにすぐ探せる
- GPS機能としても使える
- 防水機能の搭載
- 盗難に遭っても安心
- 一度購入すれば半永久的に使える
- 電池交換が可能で長期間使える
紛失したときにすぐ探せる

財布や鍵などの貴重品を万が一紛失しても安心。
「探す」追跡機能により、アイテムの居場所を特定できます。
- 自宅でモノが見つからない
- あれ?いつもの場所にない
- 探すのに時間がかかる
- 数ヶ月後に探してたモノが見つかる
こうした状況におすすめな機能として、音による通知が有効。
サウンドを鳴らすことでモノの場所がわかるので、これなら探す手間も省けますね。
ソファの隙間やカバンの中などわかりにくい所でも、AirTagまでの距離を詳細に測れます。
「家の中を探してもなかなか見つからない」そんな時に「探す」アプリを使うことで、「職場にあった」なんてこともありました。
マップを通していつでもAirTagを探せるので、まずは焦らずに「探す」アプリを開いてみましょう。
「探す」アプリをタップ。

「探す」を選択。

探し中…

あった!

車の中に入れておくだけでもかなり便利。駐車場やパーキングエリアで自分の車を探す手間も省けます。
GPS機能としても使える


例えば、ペットのリードにつけたり、子どもの防犯対策としてAirTagを持たせることもできます。
また、よく失くしそうなモノに使うのもおすすめ。
子どもの荷物やお気に入りのバッグなどに最適ですね。
GPS機能としての役割も果たせるため、万が一事故や事件に巻き込まれたとしても、何も対策しないよりかは断然安心でしょう。



いつどこで起きるかわからない物騒な事件が多いですからね、未成年の防犯対策はAirTagでなくても必須ですが、手軽に対策するのにおすすめ!
防水機能の搭載
IP67(水深1メートルで30分間)の防水性能があるため、万が一雨や水に濡らしても故障の心配は極めて低くなります。
iPhone級の防水性をほこります。
これなら、お気に入りの傘や自転車、カバンなどに常につけていても大丈夫そうですね。
盗難に遭っても安心


盗難にあっても慌てることはありません、AirTagがあるから。
そんな時に便利な機能が、みんなと共有できること。
最大5人のユーザーで場所を共有することができるため、家族みんなで追跡することができます。
このように、自分だけでなく、複数人でアイテムを管理できる点もメリットですね。
一度購入すれば半永久的に使える
AirTagは電池を取り替えれば、故障しない限り半永久的に使えます。
本体を操作することはないため、使用するというよりかはモノに身につけるので、頻繁に扱うことはないでしょう。
動作時環境温度は−20〜60°までと耐久性にも優れ、さまざまな環境下でも機能します。
まさにApple製品の影の立役者的な存在。
電池交換が可能で長期間使える


電池交換は非常に直感的で簡単。
表面を反時計回りに回すことで電池の脱着が可能。
バッテリー持ちは非常に良く、一度の交換で1年以上は使えます。
バッテリーが切れそうになる前に、ペアリングしているデバイスに通知が届くので、電池交換のタイミングがわかりやすいです。


表面のステンレス部分を反時計回りに回すことで電池の取り外しが可能。
AirTagがいらない人・デメリット


使ってわかった不要な人とデメリットについて紹介していきます。
- Apple製品を持っていない
- モノをなくす機会がない
デメリットは以下です。
- 表面に傷がつきやすい
- 価格がやや高め
- 利用シーンによって複数個必要となる
表面に傷がつきやすい


表面は傷がつきやすいステンレス仕様で、カバンなど外部との接触が多い場所につける際は傷つきます。
絶対に傷つけたくない人は、表面にフィルムを貼るといいでしょう。
また、本体のみでは取り付けることができないので、アクセサリーが必要。キーホルダーがおすすめです。




正規品からノーブランド品までアクセサリーのバリエーションは数多く、AirTagをカスタマイズして楽しめるのもポイントです。


価格がやや高め
定価4,980円(価格は変動する可能性あり)と、探す機能を持った製品としてはやや高めな印象。
Apple製品の中では安価な方ですが、一般的にいい値段と言えるのではないでしょうか。
ですが、Apple純正の品質や機能は他製品にはない魅力が多く、Appleユーザーであればひとつは持っておきたいアイテムです。
利用シーンによって複数個必要となる
1アイテムにつきひとつ必要になるため、複数個必要となる場合があります。
鍵、財布、カバン、車、自転車など、さまざまなモノに使えることからひとつでは足りないなんてことも。
探したいアイテムが2以上ある際には、単品購入より複数個での購入がおすすめです。
まとめ|AirTagはあるとかなり便利なアイテム
AirTagを1年以上使って感じたメリットやデメリットについて紹介してきました。
メリット | デメリット |
- 紛失したときにすぐ探せる
- GPS機能としても使える
- 防水機能の搭載
- 盗難に遭っても安心
- 一度購入すれば半永久的に使える
- 電池交換が可能で長期間使える
- 表面に傷がつきやすい
- 価格がやや高め
- 利用シーンによって複数個必要となる
まとめると以下のような人におすすめです。
- Apple製品を使っている
- よくモノを失くす
- 盗難・紛失対策をしたい
- ペットや子どもに活用したい
- 車を持っている
- アクセサリーとして身につけたい
プライバシーが守られ、盗難・紛失しても居場所を見つけられるAirTagは、今の時代に必要なアイテムだと実感しました。
長期的に使えることから、何個か持っておきたい製品です。