Nikon Z5Ⅱを買って1年が経過しました。
実際に日々使う中でどういったカメラなのか、また、世間の評価は本当なのかについて、忖度なしに紹介していきたいと思います。
名機ではありますが、当然使っていればイマイチな点も出てくるもの。この記事ではメリットとデメリットを長期レビューしていこうと思います。

よは(@yoha_life)です。
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【結論】Nikon Z5Ⅱはフルサイズ初心者が使うには十分すぎる名機


まず、結論からお伝えすると、「これからカメラを始めたい」「フルサイズ機が欲しい」など、あまりカメラの知識がない人が選ぶには、十分すぎるほど完成度の高いカメラです。
私はこれまでOM-5を愛用しており、2025年からNikonに乗り換えました。中でも発売当初から評判の良かった「Z5Ⅱ」を購入。
フルサイズ機の入門にぴったりなカメラでした。
- 製品レビューの物撮り
- 旅行先での風景撮影
- 日常のスナップ撮影
- デスク周りの撮影
実際、私がサイトやSNSで使う写真のほとんどが、このカメラで撮影したものになります。
Nikonの描写はとてもナチュラルで、見たままの自然な色を表現してくれるため、写真から本物の質感をイメージしやすいのが特徴です。


好みのレンズを揃えていくとトータル30万円を超えてしまいますが、「まずはフルサイズで綺麗な写真を撮ってみたい」という方なら、最初はレンズキットだけでも十分に楽しめます。
OM-5からNikon Z5Ⅱへ乗り換えた理由


私は以前、マイクロフォーサーズである「OM-5」を愛用していましたが、使い込むうちにいくつか気になる点が出てきました。
一番の理由は画角の狭さと暗所でのノイズです。センサーサイズ特有のクロップ感に加え、光の加減によっては黒いシャドウ部分にノイズが乗りやすいのがネックでした。


また、小型軽量なのは魅力的だった反面、グリップが浅く、私の手には少し握りやすさが足りなかったのも事実です。
仕事と趣味の用途を兼ねて、この先も長く使い続けられるメイン機材を求めた結果、「マウントごとフルサイズへアップデートしよう」と決意。
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プロではないため機能は使いこなせない
カメラのメニューを開くと、当たり前なのですが、恥ずかしながら見たことも聞いたこともないような専門用語がずらりと並んでいます。私自身、そのくらいのリテラシーでこのカメラを所持しています。
撮影現場に向かってカメラ単体でお金を得ているプロではないため、膨大な機能や詳細な設定をすべて使いこなすのはまず無理。
それでも、露出やF値など写真作りに関わる主な部分を探り探り使っていくうちに、現在のレベルまで到達することができました。
設定うんぬんを気にする以前に、とにかくシャッターを切らなければ上達しないので、暇さえあればモノや日常を切り取るようにしています。
Nikon Z5Ⅱを1年間使って感じたメリット
ここからは、実際に私が1年間使い続けて実感した具体的なメリットについて紹介していきます。
グリップが握りやすく感動


Nikon特有の深いグリップは、ほんとうに握りやすい。私は手が大きい方で、コンパクトなカメラだと持ちにくく、小指あまりが起きるんです。
このカメラを使い始めてからは、片手でもシャッターを気持ちよく切ることができています。
グリップ感はカメラには欠かせない存在だということに気づきました。
シャッター音が心地よい


カシャっという少し重ためのメカニカルシャッターが心地よいです。
「今、シャッター切っているな」と指先と耳でしっかりと感じられる感触があり、次々と撮影したくなる楽しさを味わえます。
シャッターボタンも非常に押しやすく、それだけでも買ってよかったと思えるカメラです。
Nikonならではの圧倒的な描写力
Nikonの描写はさすがの一言で、シャープにパキッと被写体を映し出してくれます。
以下、作例です。
風景








室内






動物




フルサイズセンサーの恩恵もあり、背景の自然なボケ感とピント面の解像感のコントラストが素晴らしく、何気ない日常の風景でも作品のように仕上がります。
「S-Line」レンズとの組み合わせが最高


SLineのレンズは神です。レンズ一本でこれだけ写真の出来が変わるのかとおどろきました。
高価なものではありますが、フルサイズセンサーのポテンシャルを最大限に活かすための必要経費だと割り切っています。
今では「NIKKOR Z 24-120mm f/4 S」「NIKKOR Z 50mm f/1.8 S」の2本で事足りています。
バッテリー持ちがいい


バッテリー持ちがとにかく優秀で、私は予備バッテリーを持たずに外出しています。
旅行先で一日中パシャパシャと写真を撮り歩いても、夜帰るまでバッテリーが残っています。モバイルバッテリーや予備電池を持ち歩く必要がないため、結果的に荷物が軽くなるのは嬉しいポイントですね。
初心者でも直感的に操作しやすいUI


ボタンの配置から内部のメニュー表示まで、全体的に直感的な操作ができるよう設計されています。


よく使う機能にはすぐアクセスできるため、設定に迷う時間が減りました。
バックアップに安心なダブルスロット


購入当時は「SDカードは1枚入るシングルスロットで十分だろう」と思っていたものの、いざ使い始めるとダブルスロットの必要性と安心感を知りました。
万が一のデータ破損に備えたバックアップ記録や、スロット1はRAW・スロット2はJPEGまたは動画といった使い分けができるため、あらゆる面で重宝します。
Nikon Z5Ⅱの気になる点・デメリット
Nikon Z5Ⅱの気になるデメリットについては以下です。
直接USB-Cケーブル転送ができない


実際にMacBookやiPhoneに直接USB-Cケーブルでつなぎ、転送できるか試したところ、できませんでした。そもそも非対応とのこと。
それができればSDを取り出す手間もなく、ケーブル一本で事足りるのに残念。
写真転送アプリが若干遅い


SnapBridgeという専用アプリを使ってのスマホへの写真転送が基本ですが、正直もっと速いと思っていました。
まずペアリングされるまでの時間に若干の遅延を感じるのと、一度に大量のデータを送るとなると途中で接続が切れてしまいます。
「設定を変えれば転送できるのでは?」と疑問に思う方もいるかもしれません。しかし自分の環境では認識されませんでした。
SDカードを取り外し、直接カードリーダーなどを使って転送した方が速いなと感じました。
動画が4Kクロップ


私はあまり動画を撮る方ではないのですが、この機種で4K動画を撮影しようとするとクロップ撮影になり、写真の時よりも画角が狭く(ズームされた状態に)なってしまいます。
画質自体が極端に落ちるわけではないものの、広角で広く風景を撮りたい時などには少し不便を感じます。
上位機種との差別化ポイントなのだと思いますが、iPhoneのように手軽にフル画角の高画質4Kが撮れるとさらに最高でした。
まとめ|Nikon Z5Ⅱはほぼ欠点なしの完成系
Nikon Z5Ⅱを長期レビューしました。
多少の気になる点はあるものの、カメラとしての本質的な「撮る楽しさ」と「出てくる絵の美しさ」を考えれば、Nikon Z5Ⅱはほぼ欠点のない完成形のカメラだと感じています。
これからも長く使い続けていきたい相棒です。
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