2025年10月24日発売の新製品「HUAWEI FreeBuds 7i 」が発表されました。
旧モデルである「HUAWEI FreeBuds 6i」から大幅にアップデートされ、今回初となる空間オーディオを搭載。これまで以上にパワフルでダイナミックなANCで自分だけの空間を楽しめます。
コンパクトで可愛らしい見た目からは想像できない、クリアな音質を試して感じたことを紹介していきます。

今季もHUAWEI製品はコスパ最強が勢揃いです!
HUAWEI FreeBuds 7i


総合評価
メリット
- 圧倒的なノイズキャンセリング機能
- HUAWEI初の空間オーディオ搭載
- 全体に広がるクリアな音質
- ジェスチャー機能が便利
デメリット
- 重低音に弱い印象を感じる
- ワイヤレス充電が非対応
- 『YOHAKU』運営者
- ガジェットレビューサイト
- 千葉県在住の30代
- 余白のあるシンプルな生活
HUAWEI FreeBuds 7iの特徴と外観


新色のピンクをレビュー。丸みを帯びたケースにカナル型のイヤホンは、耳にフィットし心地よい装着感が特徴。








まったく新しいインテリジェント・ダイナミック ANC 4.0により、臨場感抜群。外部音を気にすることなく音に集中できます。


今回特に注目したいのが空間オーディオ。コンテンツや曲を問わず、どこにいても360°のサウンドに没入できるのが魅力。


さりげないアクセサリーとしても映えるので、通勤や通学など、何気ない日常を彩るのにも最適なイヤホンと言えます。
FreeBuds 7iと6iのスペック比較
![]() ![]() FreeBuds 7i | ![]() ![]() FreeBuds 6i | |
---|---|---|
Bluetooth規格 | Bluetooth 5.4 | Bluetooth 5.3 |
ドライバー | 11mm クアッドマグネット ダイナミックドライバー | 11mm クアッドマグネット ダイナミックドライバー |
周波数応答範囲 | 20Hz〜40kHz | 約14Hz〜40kHz |
ノイズキャンセリング | ANC対応(最大50dB)+AI通話ノイズキャンセリング | ANC対応+通話ノイズリダクション |
外音取り込みモード | 対応(ボイスモードあり) | 対応 |
マルチポイント接続 | 2台同時接続対応 | 2台同時接続対応 |
センサー | 赤外線・ホール・タッチ・加速度・ジャイロ・骨伝導 | 赤外線・ホール・タッチ |
防水性能 | IP54(イヤホン本体) | IP54(イヤホン本体) |
操作方法 | ダブル・トリプルタップ、スワイプ、長押し | ダブル・トリプルタップ、スワイプ、長押し |
音楽再生時間(ANCオフ) | 約8時間(単体)/約35時間(ケース併用) | 約8時間(単体)/約35時間(ケース併用) |
音楽再生時間(ANCオン) | 約5時間(単体)/約20時間(ケース併用) | 約5時間(単体)/約20時間(ケース併用) |
バッテリー容量 | イヤホン 55mAh/ケース 510mAh | イヤホン 55mAh/ケース 510mAh |
充電方法 | USB-C | USB-C |
イヤホンサイズ | 31.9 × 21.0 × 24.6 mm/約5.4g | 31.4 × 21.3 × 23.7 mm/約5.4g |
充電ケースサイズ | 57.8 × 57.8 × 27.8 mm/約36.5g | 48.2 × 61.8 × 27.0 mm/約34g |
特徴的機能 | 空間オーディオ対応、骨伝導センサー搭載、BT 5.4による低遅延通信 | 通常ANC、EQ・外部音取り込み対応 |
公式サイト | FreeBuds 7i | FreeBuds 6i |


HUAWEI FreeBuds 7iのメリットと使用感
1万円以下とは思えない高性能ワイヤレスイヤホン「FreeBuds 7i」を使って感じたメリットや使用感などを紹介していきます。
圧倒的なノイズキャンセリング機能


まず驚いたのは、日頃から使っているノイズキャンセリング機能の強力さ。本当に効きがよくて周りの音が聞こえないくらい。
そのため、カフェや地下鉄など、不特定多数の場でも音楽や通話に集中することができるので、自分だけの環境を作り出せます。


また、通話時に関してはマイクが3つあり、AI通話ノイズキャンセリングによって風が強い日や騒音下でも問題なくクリアな音を提供してくれます。



シーンに合わせて外部音取り込みもスムーズに切り替えられるのでつけていてとても快適です。
没入感あふれる空間オーディオを搭載


本モデルから新たに搭載された空間オーディオ機能は、音の広がりと立体感がまるで別物。映画やドラマを観ると、まるでシアターで聴いているような没入感。
11mmクアッドマグネットダイナミックドライバーが生み出す低音の迫力と、クリアで伸びのあるボーカルが印象的です。


音が360°全方位から包み込むように響くため、音楽だけでなく映像コンテンツでも楽しみの幅が広がります。



「HUAWEIの最新サウンド技術を詰め込んだ一台」と言っても過言ではありません。
全体に広がるクリアな音質




FreeBuds 7iは、ハイレゾオーディオ認証対応で、Bluetooth接続でも音の解像度が高く、細かな表現までしっかり再現されます。
ノイズキャンセリングや空間オーディオと組み合わせることで、音の粒立ちがより鮮明に。
ボーカルや楽器のバランスも自然で、ジャンルを問わず気持ちよく聴けるチューニングです。音質重視の人にも納得できる、完成度の高いイヤホンに仕上がっています。
ジェスチャー機能が便利


イヤホン単体で操作できるジェスチャー機能が便利。長押し・スワイプ・ダブルタップ・トリプルタップと、iPhone /Android対応のアプリで自分好みにカスタマイズできるのも特徴。


さらに、着信時などには、頷くか首を振るだけでハンズフリー対応が可能。
両手が塞がっていたり、イヤホンをつけている際の急な電話にも対応できるので重宝しています。


HUAWEI FreeBuds 7iのデメリット
HUAWEI FreeBuds 7iを使ってみて感じたデメリットは以下です。
重低音に弱い印象


全体の音質バランスは優秀ですが、重低音の迫力はやや控えめな印象でした。
中高音のクリアさを重視したチューニングのため、EDMやヒップホップなど低音が主体の楽曲では、物足りなさを感じる人もいるかもしれません。
ただし、低音がこもらず聴き疲れしにくいという点では、長時間のリスニングには適しています。音の自然さを重視する人にとってはむしろ心地よく感じるでしょう。
ワイヤレス充電が非対応


FreeBuds 7iは、ワイヤレス充電に非対応です。
そのため、USB-Cケーブルでの充電のみとなり、ワイヤレススタンドなどで充電したい人には少し不便に感じるかもしれません。


廉価モデルなので、ワイヤレス充電に関しては妥協するしかなかったのでしょう。
HUAWEI FreeBuds 7iはこんな人におすすめ
- 機能性とコスパを両立させたい
- コンパクトなイヤホンが欲しい
- ノイズキャンセリング機能が欲しい
- 通勤や通学で音楽を聴く
- クリアな音質を求めている
HUAWEI FreeBuds 7iはこのような人におすすめのイヤホンです。
まとめ|HUAWEI FreeBuds 7iをレビュー


HUAWEI FreeBuds 7iをレビューしました。
メリット | デメリット |
- 圧倒的なノイズキャンセリング機能
- HUAWEI初の空間オーディオ搭載
- 全体に広がるクリアな音質
- ジェスチャー機能が便利
- 重低音に弱い印象を感じる
- ワイヤレス充電が非対応
インテリジェント・ダイナミック ANC 4.0に空間オーディオを搭載して1万円台の価格は破格レベルです。
「コスパの良い高性能イヤホンを探している」「静かな環境で集中したい」そんな人におすすめできるモデルです。ぜひ参考にしてみてくださいね。