会議や打ち合わせを録音しても、結局あとから聞き直したり、議事録にまとめたりする作業は残ります。
これまでレビューした「Notta Memo Type-C」も、録音した音声を文字起こし・AI要約までつなげられる便利なAIボイスレコーダーでした。
そのNotta Memoシリーズに、新たに「Notta Memo Pro」が登場。
大きな変化は、0.95インチのAMOLEDカラーディスプレイを搭載したこと。さらに、電話・対面の録音シーンを自動認識し、録音中の重要ポイントをマーク、Wi-Fiに接続すれば録音データを自動同期できるようになりました。
この記事ではNotta Memo Proを実際に使いながら、カラー画面を搭載した本体の変化から、録音、文字起こし、その先の資料作成まで詳しく紹介します。

- 0.95インチAMOLEDで録音状態を確認しやすい
- 通話・対面を自動認識し、録音前の操作が少ない
- 重要な発言をあとから探しやすい
- Wi-Fi接続時に録音データを自動同期できる
- 文字起こしからAI要約・資料作成までつなげられる
- 1回の録音は最長5時間
- 月600分を超えて文字起こしする場合は有料プランが必要
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Notta Memo Proの特徴・スペック

Notta Memo Proは、会議や商談、電話などの音声を記録し、Notta上で文字起こしやAI要約まで行えるカード型AIボイスレコーダーです。
製品の特徴
- 0.95インチAMOLEDカラーディスプレイ
- 約30g・厚さ3.9mmのカード型デザイン
- 通話/対面の録音シーンを自動認識
- 録音中に重要ポイントをボタンひとつでマーク
- 信頼済みWi-Fi接続時に録音データを自動同期
- 64GBストレージ
- USB-C・Web USBに対応
- 最大8mの収音距離
- 録音から文字起こし・AI要約・資料作成まで対応
- 毎月600分の文字起こしが付属
従来モデルから本体とソフトウェアの両方が刷新され、録音モードの自動認識や自動クラウド同期、ブックマーク機能などを新たに搭載しました。
| Notta Memo Pro | |
|---|---|
| サイズ | 77.2 × 56 × 3.9mm |
| 重量 | 約30g |
| ディスプレイ | 0.95インチ AMOLEDカラー |
| ストレージ | 64GB eMMC |
| バッテリー | 600mAh |
| 充電時間 | 約90分 |
| 録音時間 | Bluetooth接続:約45時間/未接続:約50時間 |
| 1回の録音 | 最長5時間 |
| 最大待機時間 | Bluetooth接続:約30日/未接続:約45日 |
| 最大収音距離 | 約8m ※メーカー公称 |
| 接続 | Bluetooth 5.4/Wi-Fi/Web USB |
| 端子 | USB Type-C |
| 録音モード | 通話/対面を自動認識 |
| ストレージ | 64GB |
| 参考価格 | 29,700円 |


カラー画面を搭載。外観からProらしく進化

Notta Memo Proの外観を見ていきましょう。
0.95インチAMOLEDで録音状態がひと目で分かる
真っ先に目を引くのが、新たに搭載された0.95インチAMOLEDカラーディスプレイです。

従来モデルのシンプルな表示から大きく変わり、録音状態を本体だけで視覚的に確認できるようになりました。

録音できているのかをスマホ側で確認する必要がなく、本体を見れば状態が分かる。この小さな画面が付いたことで、ボイスレコーダーとしての使いやすさはかなりわかりやすくなっていますね。


名前やアバターも設定でき、単なるステータス表示だけではないのもProらしいところも魅力。
約30g・厚さ3.9mm。カード型の持ち歩きやすさはそのまま


機能は大きく増えましたが、本体はカードのような薄さで約30gと軽量。


Type-Cモデルと比べると2g重く、厚さも0.4mm増えていますが、64GBストレージや600mAhバッテリー、カラー画面まで搭載したことを考えると、カード型というメリットはしっかり残されています。

また、質感はアルミのような感じで重厚感があり、熱も持ちにくい印象があります。長時間ボイスレコーダーを使う人にとっても発熱は気になりにくいでしょう。
Notta Memo Proを使って感じたメリット
ここからは実際に使ってみて感じたメリットについて紹介していきます。
通話と対面を自動判別。録音前の操作がひとつ減った

従来のNotta Memoでは、対面での会話と電話録音でモードを切り替える必要がありましたが、Proでは通話と対面の録音シーンを本体が自動で認識します。
地味に見える変更ですが、実際の利用シーンではかなり理にかなっています。
会議が始まる直前に「どのモードだったかな」と確認する必要がなく、録音ボタンを押してそのまま会話へ入れる。

高機能になったというより、録音のために考えることがひとつ減った進化ですね。
重要な発言はその場でブックマークであとから探しやすい


録音中に本体ボタンを短く押すと、その時点を重要ポイントとしてマークできます。
マークした場所は文字起こし後にハイライトされるため、長い録音を最初から探し直す必要がありません。
たとえば会議中に「ここはあとで確認したいな」と思ったとき、メモを取る代わりにボタンを押しておく。
文字起こしされた画面ではマークした位置を確認できるので、録音を聞き直すというより、必要な部分へ戻るための目印として使えます。



録音時間が長くなるほど便利さを感じやすい機能でした。
信頼済みWi-Fiにつながれば録音データを自動同期


録音後のデータ転送もProで変わった部分です。
あらかじめWi-Fiを設定しておけば、自宅やオフィスなど信頼済みのWi-Fi環境に戻ったときに、録音データが自動でNottaへアップロードされます。
従来は「録音したあとに転送する」という作業があったのですが、Proでは録音を終えて戻ってくれば、その後の準備まで自動で進む。
AIボイスレコーダーは録音機能が注目されがちですが、日常的に使うならこうした細かな転送作業が減る方が便利だと感じます。
カレンダー連携で録音忘れも防ぎやすい


Googleカレンダーなどと連携すると、予定の直前にスマホへ録音のリマインド通知を表示できます。
会議が始まってから「録音していなかった」と気づく失敗を防ぎやすい機能ですね。
なお、通知から自動で録音がスタートするわけではなく、録音開始そのものはユーザーが操作する必要があります。
話者ごとに整理されるので、複数人の会話も追いやすい


録音した内容は、Notta上で話者ごとに分けて確認できます。
スクショのように「話者1」「話者2」と発言が分かれるため、長い文章がひと続きになるよりも会話の流れを追いやすい。
また、再生することで紫色のマークでその箇所を追ってくれます。音声も鮮明で、最大8mまで対応しているので距離があっても安心。


このように、単なる文字起こし精度だけでなく、「誰が話したのか」を整理しやすくなりました。


要約も簡単。10分以上の録音でもスマホでスクロールすることなく、簡潔にまとめることだって可能です。
録音内容から文書やスライドの初稿まで簡単に作れる




仕事で便利な機能といえば、Notta Brainによる資料作成です。
文字起こしや要約で終わらず、録音した内容をもとに「スライドにまとめて」とチャット欄で指示すれば、プレゼン資料の初稿まで生成できます。


テンプレートを選び、生成されたスライドをプレビューできるため、会議の内容を自分でゼロからPowerPointへ書き直す必要がありません。





そのままPDF化もでき、すぐに共有できるのも便利!
Notta Memo ProとNotta Memo Type-Cの違い


Notta Memo Type-Cと比べると、Proになって変わった部分はかなり多くあります。
![]() ![]() Notta Memo Type-C | ![]() ![]() Notta Memo Pro | |
|---|---|---|
| 重量 | 約28g | 約30g |
| 厚さ | 3.5mm | 3.9mm |
| ディスプレイ | モノクロ表示 | 0.95インチ AMOLEDカラー |
| ストレージ | 32GB | 64GB |
| 録音モード | 手動切り替え | 通話/対面を自動認識 |
| 重要ポイントのマーク | ― | 対応 |
| Wi-Fi自動同期 | ― | 対応 |
| USB-C | 対応 | 対応 |
| 1回の録音上限 | 最大5時間 | 最大5時間 |
| 価格 | 25,500円 | 29,700円 |
特に変わった点としては、単純な録音性能よりも「操作する回数」です。
モードを選ばなくていい。重要な場所はその場でマークできる。録音後はWi-Fiから自動で同期される。
さらにカラー画面や64GBストレージ、バッテリー強化まで考えると、仕事で頻繁に使うならProの4,200円差には十分意味を感じます。
Notta Memo Proを使う前に知っておきたいこと
購入前に知っておきたいことは以下です。
1回の録音は最長5時間


Notta Memo Proは満充電で約45〜50時間録音できますが、1回の録音は最長5時間です。
5時間に達すると自動停止するため、一日中ひとつの録音データとして残し続けるような使い方はできません。
一般的な会議や打ち合わせなら十分ですが、長時間のイベントや講義を記録するときには覚えておきたいところです。
月600分を超えて使うなら上位プランが必要


本体を購入すると、毎月600分の文字起こしを利用できます。600分=10時間なので、週に数回の会議程度なら使いやすい容量です。
ただし、毎日のように長時間録音する場合は不足する可能性があります。
プレミアムプランは月1,800分、ビジネスプランは文字起こし無制限となっており、必要量に合わせてプランを選ぶ形です。また、Notta Brainもハードウェアプランでは月1,000クレジットなので、AI機能を無制限に使えるわけではありません。
まとめ|録音する道具から、仕事につなげるAIボイスレコーダーへ


メリット
- 0.95インチAMOLEDで録音状態を確認しやすい
- 通話・対面を自動認識し、録音前の操作が少ない
- 重要な発言をあとから探しやすい
- Wi-Fi接続時に録音データを自動同期できる
- 文字起こしからAI要約・資料作成までつなげられる
デメリット
- 1回の録音は最長5時間
- 月600分を超えて文字起こしする場合は有料プランが必要
Notta Memo Proをレビューしました。
録音モードを気にせず記録し、重要な発言だけマーク。自宅やオフィスに戻ればデータが同期され、その後はNottaで文字起こしやAIによる整理まで進められます。
「会話を録る」だけだったボイスレコーダーが、その情報を次の仕事へつなげるところまで進化した。Notta Memo Proは、そんなAIボイスレコーダーです。







