【最上位モデル】FlexiSpot E7H レビュー｜配線がシンプルにまとまる安定＆堅牢性に優れた高機能電動昇降デスク

電動昇降デスクは価格も機能も幅広く、「どれを選べば失敗しないのか」迷いやすいプロダクトです。

今回レビューするFlexiSpot E7Hは、最上位クラスに位置づけられるモデルであり、剛性の高さと昇降の滑らかさ、そして配線をすっきりまとめやすい設計が魅力です。

私はこれまでスタンダードモデルの「EF1」を使っていましたが、E7Hに入れ替えてから揺れにくさ・操作性・配線の収まりが一段アップ。ワークフローが静かに、確実に快適になりました。

結論から言うと、迷ったらE7Hで間違いない。この記事では、特徴や組み立ての要点、実際の使用感、メリット・デメリットまでプロ目線で詳しく解説します。

FlexiSpot E7Hの特徴と外観

FlexiSpot E7Hの特徴は、耐荷重160kgの堅牢と安定性を誇る電動昇降デスクです。

天板はメラミン樹脂化粧板で、木材特有の質感を活かし、傷もつきにくく丈夫です。

昇降も静かでスムーズ。タッチ式で滑らかに動作する点もポイント。

ちょっとした充電に使えるUSB-Aポートが搭載されており、主にスマートウォッチの充電に使用しています。

また、コの字型で安定性が向上したデスク脚のため、壁側に近づけやすくなりました。

デスクしたの配線もケーブルトレイとマグネット付きケーブルカバーのおかげですっきりします。

全ての機能を詰め込みつつ、シンプルさを際立たせる最高級デスクの完成です。

本記事は、メーカー様より製品を提供いただき作成しております。

製品スペック

脚フレーム幅調整	110〜190cm
昇降範囲	63.5〜128.5cm
昇降速度	40mm/s
耐荷重	160kg
脚段数	3段階（ピラミッド脚）
モーター	デュアルモーター
コントローラー	USBハブ搭載・多機能パネル
機能	メモリ×4／ロック／障害物検知
対応天板サイズ	幅120〜200cm×奥行60〜80cm×厚み≥2cm
カラー	ブラック／ホワイト
本体重量	約34.9kg
保証期間	昇降式デスクフレーム：5年 天板・アクセサリー：1年 昇降式デスクセット（天板含む）：5年

FlexiSpot E7Hの組み立て方

今回、1人で組み立て、かかった時間は1時間弱。

基本は付属のドライバーと工具をメインに組み立てていきます。説明書もわかりやすく、順に従えばスムーズに取り掛かれますが、YouTube動画でも詳細に組み立て方を解説しています。FlexiSpot公式 組立動画

開封は、長らく愛用している「ダンちゃん」が有能です。

まず、天板とフレーム部分は別々になっているので、天板から開封することをおすすめします。天板をメインとし、部品を組み立てていく感じです。

付属の工具だけで組み立てられるようにはなっていますが、天板に直接ネジを止める必要も出てくるので、電動ドライバーを推奨します。

天板含め、各部品も相当重いため、気をつけて慎重に作業を行なってください。

FlexiSpot E7Hを使って感じたメリット

日々の在宅ワークでE7Hを使って感じたメリットは以下です。

幅120cmの天板で作業がはかどる

以前の幅100cm「EF1」では、27インチモニター＋キーボード＋MacBookで手元が窮屈で少し圧迫感を感じることも。

120cmに変えてからは余白が生まれ、マウスの可動域や書き物スペース、配線の取り回しにも余裕が出て視覚ノイズが減り集中しやすい環境に。

間取り次第ですが、外部モニターを使うなら120cm前後がひとつの目安だと感じました。

このくらいの広さがあれば、テキストを開いて学習したりメモをとるスペースも十分あるのでおすすめです。

丈夫で安定したコの字型の脚

コの字型フレームが採用されており、安定性だけでなく、壁にぴったり寄せやすい、すっきりしたデザインが魅力。

支柱が両サイドにあるので中央が空き、チェアの前後移動やワゴン・PC本体の収納、足元配線もしやすくなります。

昇降が静かでスムーズ（高さメモリ対応）

頻繁に高さを変えても動作音が静かで滑らか。作業の流れを止めません。

USBハブ内蔵の多機能コントローラーは直感操作ができ、ロック機能で誤操作も防止できます。

高さは63.5〜129cmの範囲でメモリ登録に対応し、自分の座り／立ちポジションをワンタッチで呼び出せます。

ボタン式でないだけでも、快適にスタンディング作業へと持っていけるため日々重宝しています。

デスク下の配線がスッキリまとまる

標準のケーブルトレイに電源タップやACアダプターをまとめて載せられるので、床に垂れるコードが激減。見た目が整い、足元がひろびろ使えます。

さらに、マグネット付きケーブルカバーで天板裏から脚に沿わせて配線すれば、昇降時にコードが引っ張られにくく、ほつれや引っ掛かりも防止できます。

余った長さはトレイ内に巻いて隠すだけで、掃除もしやすい環境が完成します。

可動デスクは動くぶん、配線にはこぶしひとつ分のたるみを残すのがコツです。

FlexiSpot E7Hのデメリットと気になる点

使用感としては完璧ですが、難点もあります。デメリットや気になる点については以下です。

組み立て作業が重労働

フレームと天板が大きく重いので、ひとり作業は正直キツいです。（公式には2人以上と記載されています）

とくに天板を載せる工程は2人以上を推奨。床や天板を傷つけないよう厚手の段ボールや毛布で養生して進めると安心です。私の場合、天板の包装段ボールを使用しました。

付属工具でも組み立てられますが、電動ドライバーがあると固定がスムーズ。開梱材の処分も含めると設置にまとまった時間と体力が必要です。

キャスターがあると便利

設置後に掃除や模様替え、配線見直しをするなら、ロック付きキャスターがあると移動が一気にラクになります。

もう一方で、キャスターを付けるとデスクが数センチ高くなり、わずかに揺れやすくなる場合も。（そこまで気になりません）

導入するなら、耐荷重に余裕のあるロック式を選び、設置後は水平調整（ガタつき確認）と配線の余長を再チェックしておくと安心です。

まとめ｜FlexiSpotの高機能デスクE7Hをレビュー

E7Hは「迷ったらこれ」で推せる電動昇降デスクでした。

幅120cmで作業に余白が生まれ、コの字脚で足元ひろびろ。昇降は静かで滑らか、高さ63.5〜129cmをメモリ登録してワンタッチ切替が可能。

ケーブルトレイ＋マグネットカバーで配線もきれいに収まります。

総合評価として、見た目・使い勝手・安定感のバランスが非常に良いデスク。長く使う前提なら、E7Hへの投資は十分リターンがあると感じます。