スマホが故障した際には修理・補償交換・買い替えの3つの手段があります。
今回ケータイ補償サービスで交換をしてはいけない理由とお得な使い方を紹介していきます。
- スマホを補償交換してはいけない理由
- 新品ではなく中古品で故障しやすい
- 補償サービスと下取りを組み合わせたお得な方法
スマホを補償交換してはいけない理由
携帯電話を購入する際に加入できる補償サービスは各社共通で、故障や紛失時に同一機種や同等機種に交換できるサービスです。
毎月定額料金を支払うことで故障などのトラブルが起きた際に、携帯ショップや電話・webで申し込みすることで最短当日~2日以内で同じ機種が届きます。
一見新しい機種が届き安心する方が多いですが、一般的には知らない中古品の真実をお伝えします。
交換機は新品ではなく中古品
リフレッシュ品と呼ばれる交換機はいわゆる中古品なのです。
初期不良などで回収した製品や、下取りで誰が使ったかわからないものを修理し綺麗な状態で提供しています。
外観は新品同様ですが、内部の部品は当時のままなことがほとんどで、すべての部品が新品というわけではありません。
そのため、当たり外れがあるのですぐに故障してしまうこともあれば2年ほど長持ちすることもあります。
こればかりは実際に補償申し込みをして、手元に届き使い始めてからわかることです。
リフレッシュ品は長持ちしません。
交換機の寿命
バッテリーや外観は新しくなりますが、基板などの部品は当時のままなので早くて半年以内で故障してしまうこともあります。
私は実際にそのようなお客さまを受付しクレーム経験が何度もあり、結局修理や買い替えをすることになります。
交換機は指定できずランダムに送られてくるので、運が悪ければすぐにダメになる可能性があります。
補償交換で発生する金額
年に2回までの利用ができて利用機種によりますが、1回の利用で約10,000円以上の費用が発生します。
緊急で次の機種に買い替えるまでのつなぎで利用したり、買い替え予定はまだないという人にとってはおすすめですが、何も考えずに補償で新しい機種に交換できると思っている人は後悔することもあります。
利用する際は詳細を確認した上で手続きをしましょう。
はじめから機種変更した方がいい場合があります!
結局買い替えるのですから。
買ってから1~2年や分割残金があれば補償交換するといいでしょう。
補償サービスのおすすめな使い方
故障して機種の買い替えを検討している場合、まずは現在使っている機種の下取り金額を確認しましょう。
下取り金額によっては補償交換の費用が発生したとしても、下取り金額が上回ればお得に機種を購入することができます。
補償サービスと下取りを組み合わせた割引イメージ(A-B=C)
(A)補償サービス利用料金 | 12,100円(税込) |
(B)下取り買取金額 | 30,000円(税込) |
(A)補償サービス-(B)下取り=(C)差額 | +17,900円(税込) |
表のように補償と下取りを組み合わせて機種を購入した場合、17,900円の割引になるお得な購入方法があります。
故障状況によりますが、画面が割れている場合の下取り金額はかなり少額になります。
修理という手段もありますが、時間が掛かるのとデータの初期化が必要になるので難易度やリスクは高めです。
状況により使い分けてみてください!
補償サービスを使う際の注意点
長年の利用により電池持ちが悪いなど故障と判断されない症状での申し込みは難しいです。
故障の症状がある場合のみ利用可能なので注意しましょう。
よくある対象の症状を以下にまとめました。
- 電源が入らない
- 電源が突然落ちる
- 端末が熱くなる
- フリーズする
- 画面破損
- 通話などの音割れ
- 画面上に線が入る
- 水没
- 紛失
- 盗難
紛失や盗難の場合、警察への届けが必要になります。
気になる症状があれば一度携帯ショップに行ってみて故障に詳しい担当者に見てもらいましょう。
補償交換のメリット
- 新品を買うより安い
- 申し込みをしてから1日で届く
- 機種購入の割引になることがある
通常機種を買うより安く済むところがメリットで、早くて1日で指定した住所に届くので比較的スムーズに手続きすることができます。
機種購入の割引に関しては下取りと組み合わせることで良品として扱われるので、機種によっては高額買取になります。
補償交換のデメリット
- 中古品
- 故障しやすい
- 当たり外れがある
- 在庫状況により機種が変わることがある
中古品なので届く機種によっては故障しやすく、不具合が出てくるでしょう。
また在庫状況により、部品などの枯渇で機種が変わることがあるので以前と操作性が異なる場合があります。
そのような場合は新品への買い替えがベストです。古すぎると色々と問題が出てきます。
まとめ
ケータイ補償を使ったスマホの交換をしてはいけない理由を紹介しました。
端末の利用年数のよっては機種変更をする方が良い場合があるので、タイミングをみて判断してください!
携帯ショップに行く場合、個人情報はどこを見られているのかをまとめた記事も一緒にチェックしてみてください!
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