私は元々人材派遣の会社に正社員として就職し、クライアント先である会社の携帯ショップに配属になりました。
クライアント先に直雇用されてからは安定しましたが、今回は派遣時代の経験を紹介していきます。
派遣会社により待遇は異なりますが、私の会社は俗にいうブラック企業だったのです。
- 派遣として携帯ショップで働くと損する理由
- 休日数や給料面の違い
- 派遣元のサポート体制がない
派遣として携帯ショップで働くのは損
派遣で携帯ショップに勤めることは損でしかありません。
なぜなら、同じ仕事量・研修内容・ノルマをこなす必要があるからです。
派遣だからと言い優しくされたり厳しくされたりすることはなく、忖度なしに接客のプロとして平等に扱われます。
今思えば同じ仕事をするなら最初から携帯ショップの代理店に就職しておけばよかったと後悔しています。
約3年間なんとなく働いていた過去の自分に言いたいくらいです。
全国の携帯ショップのほとんどが代理店営業で成り立ち、大手携帯会社の直営店はほんの一部の店舗になります。なので携帯ショップで働いているすべての従業員が大手携帯会社の社員ではありません。ほとんどが代理店会社の社員なのです。
正社員と同じ業務量
クライアント先の正社員と全く同じ業務や裁量を与えられます。
違うのは福利厚生などの待遇です。
会社により福利厚生が異なるのは当然のことですが、明らかに違い過ぎました。
どんなに頑張って成果を上げてもクライアント先で昇進することはないので、直談判やヘッドハンティングを受けることで待遇を変えていくしかありません。
派遣元の会社でどのような評価が行われているかも明確ではなかったので、私が最初に就職した会社はかなりブラック度が高かったと言えます。
人材派遣会社でモバイル事業出向や大手携帯会社、量販店で経験を積んで成長するなどといった内容には注意してみてください!
出向するまでは定期的に連絡やコンタクトはありますが、それ以降は減ります。
就業時間の違い
私の場合15分~30分の退勤差がありました。
出勤時間は同じなのに帰りは30分ほどの差があることに納得する人はいないでしょう。
挙句の果てには残業代もはじめから見込みで、仮に30時間残業したとしても1~2万円しか入りませんでした。
ちなみに転職で正社員に切り替わってからの残業代の差は3倍以上でした。
休日数や給料の差が大きい
シフト制なのは変わらないですが、通常であれば正社員は月に10日休みがあるとしたら派遣は9日と正社員より1日少ない日数のため、必然的に連勤が増えます。
私の会社は貴重な休日に本社出勤で半一研修があり、謎の集まりがあったりするのが普通でした。
知らないだけでそういった会社が多く存在するので、就職活動は適当に行うべきではありませんね。
給料面にも大きな差が出ます。
基本給や残業代、資格手当等含めるとだいぶ差が生まれます。
時給としては高いかもしれませんが、この仕事量でこれだけ?と毎月の給料日にがっかりすることもありました。
ボーナスにも影響がある
ボーナスは平均1~1.5ヵ月分(役職などによる)額面で30万円以上ですが、派遣では10万円弱しかでませんでした。
派遣会社によっては正社員として雇われたとしても、ボーナスがでない会社もあるみたいです。(同僚がそうでした)
派遣元のサポート体制が整っていない
基本自由に放たれるスタイルになります。
何かトラブルが起きた際や配属されたショップを担当者(上司)が訪問することはほぼ無いです。
働いている状況や評価をどのように行い会社に報告しているのかが目に見えないので不信感を覚えます。
まとめ
今回の内容は派遣で働くすべての人が対象というわけではないですが、携帯ショップ店員としての派遣経験を紹介しました。
派遣で働くのであればもっといい仕事があるはずです。
もし派遣として携帯ショップで働く場合は会社の切り替えを検討した方がおすすめです。
携帯ショップが向いている人、向いていない人はこちらの記事をチェックしてください!
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