だれもが一度は思うこと、それは「家で仕事ができたらいいな」
毎朝の通勤や職場の雰囲気、対人関係は、はなにかとストレスを感じますよね。
それを改善し、いい環境で仕事をするために、在宅ワークやリモートワークに憧れている人がほとんどでしょう。
私はそんな在宅ワークを約1年間経験し、憂鬱な通勤をして会社に行くしか手段がなかった販売職からの転換について感じたことをまとめていきます。
- 在宅ワークがおすすめの理由
- 在宅ワークのデメリット
- 在宅ワークが向いている人
ヨハ/yoha
クリエイター/ブロガー
- 暮らしのブログを運営
- 余白のある暮らしを提供
- 30歳フリーランス
- シンプルでミニマルな生活
在宅ワークを経験して感じたメリット
現代社会において(業界や業種による)、在宅ワークの導入をする企業が増えています。
しかしながら、リモートが主流であった海外ですら、週5日の出勤を命じられている企業も少なくありません。
やはり、本来の働き方に欠けたり、コミュニケーション不足により人事評価のしにくさや、生産性が下がることが懸念される問題があるのでしょう。
そんな中、私は「出勤しないで働けるのならば」と以前から考えており、それを実現してみることに。
結論、落ち着いた環境で集中力を高めながら仕事をすることができ、それが向いていると実感しました。
- 自宅で仕事ができる
- 通勤のストレスがない
- 生活習慣が改善される
- 余裕が生まれる
- 自分のペースで集中できる
在宅ワークに憧れを持っている人に向けて、リアルな情報をお届けしていきます。
自宅で仕事ができる
最大のメリットは自宅で仕事ができること。会社に行かなくてもいいのです。
朝の準備、職場についてから朝礼までの「これから始まる」という時間、長時間労働の末帰宅が遅くなる、対人関係のいざこざなど、一切ありません。
仕事が終わればあとは自由時間。自分の時間が確保できます。
その時間を活用して副業をしたり、学びに使えるといいですね。
普段の暮らしている環境で、自分らしく働くことができるのがポイントです。
通勤のストレスがない
人は、通勤時間が長くなるほどストレスを感じやすくなります。
上の図からわかるデータは、通勤時間が60分から90分の間がもっともストレスを感じやすく、全体の半分が通勤にストレスを感じているとうい結果になります。
往復1時間程度であればまだ許容範囲といえますが、それ以上になると仕事をするまでの時間でストレスを抱え、業務に支障をきたす場合も。
在宅ワークであれば、満員電車に乗ることもなければ職場で働くこともない。
私自身もかなりのストレス軽減効果がみられました。
生活習慣が改善される
自宅で仕事をすることで、健康にも気を使うようになります。
職場で働いている人の中では、昼食は外で食べたり、コンビニやスーパーで好きなものを買うでしょう。
実際に在宅になってからは、日常的に自炊をするようになりました。
自分で食事のバランスを考え、適切な量を決まった時間に食べる。
このことを心がけてから健康面にもいい効果がみられ、健康診断では痩せ型で引っかかることなく、平均的な健康体を手に入れました。(以前は不規則でC判断)
体重は+6kgと増加しましたが、特にジムに行ったり食の量を増やしたわけではありません。
自分の意思によりますが、意識的に改善できるのでおすすめ。
余裕が生まれる
在宅ワークは心にも余裕が生まれます。
誰かに見られているわけでもなく、コミュニケーションはオンラインツールの使用。(Chatwork、Teams、Zoomなど)
社内、企業、クライアントなど外部とのやりとりはこれらで完結するので、慣れたら楽です。
余裕を持って仕事に取り組めるため、生産性が上がると考えられます。
自分のペースで集中できる
自分ペースで仕事をすることができるのが個人的にはやりがいを感じます。
私はどちらかといえば内向型な方なので、深く考え仕事に集中できるのがいいですね。
環境さえ整えれば、職場で働くよりも断然おすすめ。
知っておきたい在宅ワークのデメリット
この先は、実際に在宅ワークになって感じたデメリットを紹介していきます。
メリットだけではなく、デメリットを知っておくことで自分が向いているのか、そうでないのかがわかり、選択肢の参考になります。
- 運動不足になる
- 仕事とプライベートの切り替えが難しい
- 直接的なコミュニケーションがなくなる
- 自己管理できないと辛い
- 長時間のデスクワーク
運動不足になる
パソコンひとつで仕事が完結するため、運動不足になりがちです。
実際に私のヘルスケアデータを参考にしてみましょう。(Appleヘルスケアアプリ)
1年前と比べると、平均歩数が半分くらい下がりました。
このように、在宅ワークは外出することが少なく、体力の衰えが懸念されます。
適度な運動、散歩やランニング、軽い筋トレなどで体を動かすといいでしょう。
仕事とプライベートの切り替えが難しい
自宅が職場のため、やろうと思えばいくらでも仕事を進めることができます。
気づけば長時間労働になることも。
仕事とプライベートの切り替えが難しいのもデメリットといえますね。
働くスペースを設け隔離できるのであればベストですが、そうもいかない。
しっかり時間を決めてメリハリをつけることが重要です。
直接的なコミュニケーションがなくなる
率直にいうと、人と会う機会が減ります。
平日は基本ひとりで大勢と関わることはありえない環境になりました。
間接的にコミュニケーションをとることが求められますが、やはり実際に会って話すのとは少し感覚が違います。
そのため、コミュ障にはありがたいし、人と直接会ってコンタクトをとりたい人には苦痛でしかありません。(オンラインでのコミュニケーションは必須)
こういったことから、人と話すことは生きていく上で重要なことだと実感しました。
自己管理できないと辛い
自己管理や計画性のないタイプの人は辛いです。
理由は簡単。在宅ワークは自己管理能力が必要で、自発的にコミュニケーションがとれ、計画性を持って取り組むことが求められるから。
仕事内容にもよりますが、コミュニケーションが必要な業務であればなおさら。
タスクや期日、連絡などのスケジュール管理ができないと務まりません。
長時間のデスクワーク
長時間座って集中して作業できない人にとっては苦痛の時間でしかありません。
カフェなどに移動して作業できる人はいいですが、周りの環境に集中できるかどうか。
また、長時間パソコンに向かって仕事をすることで、目の疲れや肩こり、腰痛などの症状がでてきます。
おすすめは、モニターの設置、ゲーミングチェアの導入、トラックボールマウスを使用することで快適に作業することができます。
対策方法はさまざまありますが、慣れていないことをやると人はストレスを感じるので、楽に仕事がしたいからといって、興味本位で在宅ワークをやると本末転倒です。
在宅ワークが向いている人は?
在宅ワークが向いている人はこのようなタイプです。
- 内向型の人
- 自己管理ができる
- 環境が整っている
- 長時間座ってられる
- 孤独でいられる
- 集中力がある
- コミュニケーションがとれる
- 文章力がある
そのほかにも向いている人の特徴はありますが、実際に感じたのは以上の内容です。
客観的に自分を捉えることができ、スケジュール管理能力にすぐれ、コミュニケーションをとりながら長時間ひとりで作業に集中できる人が向いています。
自分の適性を知りたい人はMBTI診断に基づいた自己理解がおすすめ。
まとめ|会社に行かない働き方を考える
在宅ワークを通してメリット・デメリットを紹介してきました。
まとめるとこのようになります。
メリット | デメリット |
- 自宅で仕事ができる
- 通勤のストレスがない
- 生活習慣が改善される
- 余裕が生まれる
- 自分のペースで集中できる
- 運動不足になる
- 仕事とプライベートの切り替えが難しい
- 直接的なコミュニケーションがなくなる
- 自己管理できないと辛い
- 長時間のデスクワーク
こんな人におすすめ
- 内向型の人
- 自己管理ができる
- 環境が整っている
- 長時間座ってられる
- 孤独でいられる
- 集中力がある
- コミュニケーションがとれる
- 文章力がある
適性を判断した上で在宅ワークに挑戦してみましょう。