この記事は、私が会社を辞めたあとに転職エージェントに登録して、転職活動をしていた時の内容を紹介していきます。
3社に登録し、実際に面談を受けると「とにかくどんどん応募しましょう」とのこと。
応募数が少ないと受かりにくい、厳しいと最初に言われます。
- 在職中に転職活動をしている
- 退職後に転職活動をする予定
- 転職エージェントってどうなの?
こんな人におすすめの記事です。
約2ヶ月間の転職エージェントを使ってわかったことをこれから紹介していきます。
登録した転職エージェント
- doda
- リクルートエージェント
- リクナビNEXT
りゅう/ryu
- りゅうの学びLIFEを運営
- 生活に役立つ情報を発信
- ブロガー
- シンプルな生き方
- 自由なライフスタイル
転職エージェントは使わない方がいい?
転職エージェントは、いわゆる転職の営業です。
面談を基に、転職希望者に情報をAIで送り、面接に行かせることで個人のポイントとなり、転職成功させると成果が上がる仕組みになります。
1週間に一度の面談をすることも、担当者のポイントとなるそうです。
そのため、積極的に面談日程を要求されます。
そこで今回私が体験した内容を基に、よりよい転職活動が送れるように参考にしてもらえればと思います。
使わない方がいいと言われる理由を見ていきましょう。
早く就職させたい
担当者が自分につくと、とにかく早く就職させようとしてきます。
気になる企業や、転職情勢、企業研究などを相談しても、詳しく教えてくれませんでした。
実際にどんどん応募して、面接回数をとにかくこなすことで就職できます。このように伝えられ、転職活動をしている人はそれを鵜呑みにしてしまいがちです。
そのため、転職しても「やっぱり違うな」「転職しなければ良かった」など、失敗してしまうことも多々あります。(私の友人が数名そうでした)
私は「応募すればいいという問題ではない」と言うことを事前に知っていたので、そこまで応募しないでいました。
すると、電話、メールが来て、「転職活動が進んでいないようですが」と転職をせかされました。
このことからわかるのは、転職希望者の成功より、自分の利益を上げることが最優先と言うことです。
応募数が多ければ通過するは嘘
「10件応募して1件書類通過するかどうかなので、とにかくたくさん応募することを心掛けましょう!」
確実にこのように言われます。
実際に私は6件応募して2社書類を通過しました。(特にすごい学歴や大企業に勤めていたわけではありません)
まったくもって嘘ですね。
また、とにかく応募することの背景には、行きたくもない会社に応募させるということにも繋がります。
自分の意思をもって転職活動を進めて行きましょう。
気になることは面接で聞こう
面接に行かせるための口実で、明らかに自分の希望に合わない企業でも積極的に面接に行かせようとします。
それにより、個人のポイントを稼ぐことができるからです。
たしかに、自分の気になる企業は実際に面接に行き聞くのが正解です。
しかし、そうでない場合は面接に行くだけ無駄ということ。
基本的な内容でもエージェントがわからない場合は、自分で確かめてきなさいということでしょう。
企業情報はすべてAI
面談時に希望の条件を聞き出し、その条件を基に企業の情報をメールで送ってくれます。
しかし、それは最初だけ。
ほとんどがAIによる企業情報で、面談で伝えた内容とは真逆の企業の紹介をしてくるのです。
例えば、営業職は希望していないにもかかわらず、営業がメインの仕事を紹介するなど。
理由を聞くと、「AIなので」と一蹴(いっしゅう)されてしまいます。
「どんどん応募することでAIが学習し、自分に合った条件を紹介してくれます」
このようにすべてAIなのです。
真摯に向き合ってくれる人も存在するとは思いますが、2社ともそうだったので不信感しかありません。
会社を辞めて社畜から解放された記事についてはこちらをチェック!
使うメリットは?
ここからは転職エージェントを使うメリットを紹介していきます。
転職エージェントを全く使わないのも、もったいないのです。
私が使って感じた正しい使い方をお伝えしていきます。
職務経歴書の添削
職務経歴書は企業を受ける際に必須で、簡潔に経歴や自己アピールをまとめる必要があります。
職務経歴書の出来次第で書類通過に響いてきます。
そのため、自分一人で作成して応募すると、おそらく通過しない可能性が高いでしょう。
転職エージェントは、職務経歴書の添削スペシャリストとも言えるので、まずは自分で作成し、その後担当者に添削してもらうことをおすすめします。
面接対策
数多くの転職希望者を請け負うエージェントは、面接対策にも役立ちます。
主に聞かれる内容や、受け答えなどを練習したり、教えてくれたりします。
そのため、面接経験がなくてもある程度は対策できるでしょう。
正直に面接は、面接官との相性やコミュニケーション、会社に合った人間かを判断されます。
偽りの自分で面接に臨んだとしても、就職してから後悔することもあるので、ありのままの自分で面接をすることをおすすめします。
応募の後押し
自分の気になる企業とのやり取りやサポートをしてくれます。
個人で転職活動をする場合、直接企業とのやり取りをする必要があります。
しかし、転職エージェントを経由すれば、企業に推薦書を出してくれたり、採用までのサポートをしてくれる点がメリットです。
登録するならどのエージェントがおすすめ?比較
3社の比較表をまとめました。
サービス名 | 強み | 弱み |
---|---|---|
リクナビNEXT | – 転職サイトで求人数が非常に多い – 自己分析ツール「グッドポイント診断」が無料で利用可能 – 利用者に合わせた求人レコメンド機能あり | – サポートは転職エージェントに比べると手厚くない – 自己管理が必要で、求人検索や応募は自分で行う必要がある |
doda | – 転職サイトと転職エージェントの機能を兼ね備えている – 非公開求人が多い – キャリアカウンセリングや書類添削、面接対策が充実している | – 他サービスに比べて転職エージェントからの連絡が多いと感じることがある – サポートが利用者の状況により変動し、対応にムラがあるという声もある |
リクルートエージェント | – 国内最大級の転職エージェントで求人数・非公開求人が非常に豊富 – 書類添削や面接対策が丁寧 – 業界・職種別の専門性が高いアドバイザーが多い | – 連絡が多く忙しい人には煩わしく感じることがある – サポートが標準化されている |
リクナビNEXT:自分に合った企業が見つかりやすい、自己管理が必要
doda:非公開求人が多い、頻繁に連絡が来て対応にムラがある
リクルートエージェント:国内最大級のサービス、利用者が多いからこそ適当になりがち
まとめ|転職エージェントを上手く活用しよう
転職エージェントを退職後に使って実際に体験したことを紹介してきました。
担当者の言うことを鵜呑みにはせず、自分のペースで転職活動をしましょう。
その後の人生までサポートしてくれる人はどこにもいません。
登録は無料なので、自分の意思を強く持ちながら、上手く活用させるといいでしょう。
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