Shokzのオープンイヤー型イヤホン「OpenFit 2」のフラッグシップモデルとして登場した「OpenFit 2+」。
音質やフィット感、バッテリー持ちのほか、新たにDolby Audioに対応し、より臨場感あふれるダイナミックな音質を体験することができるハイエンドなオープンイヤー型イヤホンです。
一日中耳に着けられるほど快適で、動いてもフィットします。
本記事は、先行レビューとして1ヶ月間使う中で感じたメリットやデメリットについて詳しく紹介していきます。
OpenFit 2+

総合評価
メリット
- Dolby Audioに対応したダイナミックな音質
- ソフトで快適な着け心地
- 最大48時間使えるバッテリー
- 高い防水・防塵性能
デメリット
- 外や電車内の騒音環境では聞こえづらい
- シリコンにホコリや汚れがつきやすい
- 『YOHAKU』運営者
- ガジェットレビューサイト
- 千葉県在住の30代
- 余白のあるシンプルな生活
Shokz OpenFit 2+の特徴

OpenFitシリーズのフラッグシップモデルであるOpenFit 2+は、高音質&快適な着け心地が特徴で、本モデルからワイヤレス充電とDolby Audioに対応しアップグレードされました。
人間工学にもとづき、さまざまな耳の形にフィットするようイヤーフックが改良され、より快適な着け心地を体感できます。
また、最大11時間のリスニングが可能で、IP55の防水性能を搭載しているため、雨天での使用やランニングにも最適なワイヤレスイヤホンです。

Shokz は、業界をリードするオープンイヤー型イヤホンのパイオニアとして、10年以上にわたる研究を重ね、 新しいリスニング体験を追求し続けているブランドです。

充電ケースを使用すれば最大48時間もリスニングが可能!
- 大型デュアルドライバー+Dolby Audio、OpenBass™ 2.0で迫力ある低音
- Ultra-Soft Silicone™ 2.0採用で柔らかく快適、長時間でも痛みが少ない
- 人間工学設計イヤーフック+ニッケルチタン合金で安定性と耐久性を両立
- オープンイヤー型で耳をふさがず、周囲の音も自然に聞き取れる
- 物理ボタン搭載で直感的かつ誤操作を防止
- 最大11時間再生、10分充電で約2時間使用可能(急速充電対応)
- IP55防水で汗や雨に強い
- 4マイク+AIノイズキャンセリングでクリアな音声通話
- Bluetooth 5.4で安定接続(最大10m範囲)
- EQプリセット5種+カスタムEQ2種、ボタン操作カスタマイズ、マルチポイント接続、イヤホン探索機能
OpenFit 2+のスペック
サイズ | イヤホン片耳:44.1 × 44.3 × 19.7mm 充電ケース:67.5 × 67.5 × 27.8mm |
重さ | イヤホン片耳:9.4g ± 0.2g 充電ケース:56g ± 2.0g |
Bluetooth | 5.4 |
保証 | 2年 |
防水性能 | イヤホン:IP55 ケース:非対応 |
電池容量 | イヤホン:56mAh (Min) ケース:600mAh (Min) |
急速充電 | 10分充電で約2時間使用可能 |
再生時間 | イヤホンのみで最大11時間 ケース込み最大48時間 |
素材 | イヤホン:ポリカーボネート、シリコン充電ケース:ポリカーボネート |
アプリ操作は「Shokzアプリ」により、Dolby Audioや5つのプリセットの変更などの詳細設定ができます。




また、マルチポイント接続を有効にすることで、複数のデバイスをシームレスに切り替えられます。



アプリのダウンロードは、NECタッチでも可能です。




本記事で紹介する製品は、発売時に公式サイトで数量限定販売されるギフトボックス仕様となります。価格は通常モデルと同一ですが、数量に限りがございますので、購入をご検討のお客様はぜひ購入タイミングをご考慮ください。
外観デザイン




今回メーカー様からOpenFit 2+、ケース付きのセットを送っていただいたので、開封レビューとともに外観をチェックしてみましょう。


箱から高級感を感じる仕様となっており、さっそくイヤホンと純正ケースの登場。








製品パッケージはスペシャルなものとなっていて、タッチするだけでアプリダウンロードまで可能なNEC COASTERやトートバッグまで同梱されています。


イヤホンケースは、マットな素材で高級感があります。さらさらとした質感で、非常に肌触りがいい。


背面は特に何もなく、シンプルな印象ですね。


USB-Cによる充電と、新たにワイヤレス充電に対応しました。


窪みがあり、開閉しやすく使いやすいのもポイントです。


イヤホンは交差して収納します。


イヤーフックもかなり細く、ソフトな着け心地は最高です。




17.3mmユニット相当の超大型の低周波ユニットと、独立した高周波ユニットの 2 つのスピーカーを搭載。音質は最上級です。さらに物理的な多機能ボタンがあるので、スマホを操作する必要がありません。


純正ケースに関しては、柔らかいシリコン素材でカラビナがついているので、バッグなどにもかけて持ち運ぶことができます。


Shokz OpenFit 2+をレビュー|使って感じたメリット
1ヶ月毎日使って感じたメリットについて紹介します。
主に自宅での利用から、外出や移動時まで幅広く使ってわかったことは以下です。
ダイナミックでクリアな音質


最新技術 「DualBoost™」により、高機能な2つのスピーカーを搭載しているため、耳元に自然と広がるクリアな音質が特徴です。
低音用と高音用の2つのユニットを独立して搭載することで、音域ごとに最適化されたサウンドを再生するShokz独自の技術です。
さらに、フラッグシップモデルならではのDolby Audioは圧巻の音質。臨場感あふれるダイナミックな音を楽しめます。


ほかにも、低周波強化アルゴリズムがアップデートされ、さらに低音が強化されました。



細かい音まで再現されているので、高音質にこだわる方は必見です。
ソフトで快適な着け心地


耳の形にフィットするよう設計されたイヤーフックは、まるで耳にかけていないかのような感覚で、長時間の使用でも快適。
実際に日常生活やランニングで使用してみても、イヤホンがズレることなく安定したフィット感を維持できました。
通勤や通学のほか、集中したい時など気にせずに使える点が便利です。





年中手放せないイヤホンです!
一日中使えるバッテリー持ち


OpenFit 2+はバッテリー持ちが優秀です。
最大11時間のリスニングが可能であり、ケースを含めると最大48時間も聴き続けることができます。


また、10分の充電で2時間使えるなど、急速充電にも対応しているので、万が一バッテリー切れが起きたとしても問題なく使えるところが便利ですね。


さらにワイヤレス充電もできるので、充電環境を選ばず、どんな場所でも充電できるメリットがあります。
IP55の高い防水性能


突然の雨や汗などでも耐えられる防水・防塵性能が搭載されており、水没の心配がありません。
IP55の防水性能
埃や塵の侵入を完全には防止できないが、電子機器の動作には問題がない
Shokz
このことにより、あらゆる方向の低圧の水流などに耐えられます。



アクティブなライフスタイルにも最適なイヤホンですね。
Shokz OpenFit 2+のデメリットと気になる点
フラッグシップモデルでもデメリットは存在します。私が気になった点は以下です。
外や電車内では聞こえづらい


基本的に自宅での利用シーンが最適解であり、あくまで私の使用感について紹介していきます。
ノイズキャンセリング機能がないため、車通りが多い場所や強風、地下鉄などの騒音環境の中では音楽が聞こえづらい点がデメリットです。
- 通話時のみノイズキャンセリング機能によりノイズを除去します
普段は静かな環境でDolby Audioをオンにしてリスニングしていますが、騒音の中での使用は音量を上げる必要があります。
それにより、音漏れの原因にもなるため、場所によって使い分けることをおすすめします。
シリコン素材で汚れがつきやすい


素材上、仕方ないですが、特にブラックに汚れがつきやすい印象があります。
使っていると、表面が白っぽくなるので、ほこりや擦り傷が残りやすい。
さっと拭けば取れますが、常に清潔な状態で使うにはメンテナンスが必要になるでしょう。
まとめ|新感覚の高音質イヤーカフ型イヤホン
Shokz「OpenFit 2+」をレビューしました。
メリット | デメリット |
- Dolby Audioに対応したダイナミックな音質
- ソフトで快適な着け心地
- 最大48時間使えるバッテリー
- 高い防水・防塵性能
- 外や電車内の騒音環境では聞こえづらい
- シリコンにホコリや汚れがつきやすい
前モデルから大きくアップデートされたフラッグシップモデルは、音と快適さにこだわる人にとって最高のイヤホンとなると感じました。
仕事もプライベートも両立するために必要な機能がぎっしりと詰まっているので、新しいオープンイヤー型イヤホンを探している人はぜひチェックしてみてくださいね。