上位モデルのLogicool新型トラックボールマウス「MX ERGO S」をレビュー。
これまでM575を1年以上愛用してきましたが、より環境をアップデートさせるため、本製品に乗り換えました。
結論、最初からこのマウスにしておけばよかったと今では思います。
静音性、操作性、複数のカスタムボタンなど充実した機能により、作業効率の向上をはかれる在宅ワークに欠かせないアイテムです。
MX ERGO S
総合評価
メリット
- スタイリッシュでマットなデザイン
- 手に馴染みやすいサイズ感
- 静音クリックに対応
- 絶妙な角度調節
- カスタマイズ性の高い多機能ボタン
デメリット
- 定期的なメンテナンスが必要
- 価格が高い
高級トラックボールマウスMX ERGO Sをレビュー
Logicoolの中で最も高級なMXシリーズマウス「MX ERGO S」は、人間工学の専門家が認定したワイヤレストラックボール。
一度使えば手放せない存在となり、はっきり言って通常のマウスには戻れなくなりました。
以下、特徴やスペックについて紹介していきます。
MX ERGO Sの特徴
20度の傾斜で前腕の負担を軽減し、快適で疲れにくい操作が可能。
静音クリック搭載で、USB-C高速充電にも対応しているので、PC作業が快適になります。
まさにトラックボールマウスの頂点と言える存在ですね。
MX ERGO Sのスペック
| 本体サイズ | 高さ: 132.5mm 幅: 99.8mm 奥行き: 51.4mm |
| 重量 | 164g（金属プレートなし） 259g（金属プレートあり） |
| センサー技術 | ロジクール アドバンス オプティカルトラッキング |
| DPI範囲 | 512～2048dpi |
| ボタン数 | 全8ボタン（うち6個カスタマイズ可能） |
| 主なボタン機能 | 左/右クリック、戻る/進む、スクロールホイール（左右ティルト＋ミドル）、プレシジョンモード、Easy-Switch |
| カスタマイズアプリ | Logi Options+（Windows/macOS対応、要インストール） |
| 電池タイプ | 充電式（USB-C）※ケーブル別売 |
| 電池寿命 | フル充電で最大120日 1分充電で24時間使用可 |
| 接続方式 | Logi Boltレシーバー Bluetooth Low Energy |
| ワイヤレス範囲 | 最大10m |
同梱物
外観デザイン
洗練されたグラファイトカラーのみの展開となり、高級感があります。
充電はUSB-Cに対応し、120日のバッテリー持ちをほこります。
使用中にバッテリー切れになっても充電しながらの使用が可能。
0〜20度の角度調節により、作業効率を向上させます。
実際に20度での作業はかなりはかどり、違和感なく使えるのが便利です。
MX ERGO Sを使って感じたメリット
アップデートして感じたメリットを紹介していきます。
スタイリッシュなグラファイトデザイン
グラファイトカラーはマット仕上げで肌触りも良く、デザイン性にすぐれています。
トラックボールもグレーで輝きがあり、デスク環境をアップデートするのにも適しています。
使い勝手だけではなく、高級感や見た目にもこだわりたい人におすすめできるマウスです。
フラッグシップにふさわしいデザインですね！
手に馴染みやすいサイズ感
人間工学に基づき作られているため、ちょうどよく手におさまるのがポイントです。
マウスからキーボードへの切り替えがスムーズなため、無駄な動作を最小限におさえ、ストレスや手首の負担なく使えます。
「マウスに手を置くだけ」これだけですべての作業がこなせるので日々重宝しています。
静音クリックはストレスフリー
今回から新たに搭載された静音クリックは、静かな環境でも快適に作業できます。
カチッという音を立てず、クリックもしやすいため、高い精度で画像や動画編集、執筆作業をするのにも役立っています。
余計な音を立てず、ストレスフリーです。
操作しやすい角度調節
マグネットで簡単に脱着できる金属プレートは、最大20度に傾けて操作できるので、疲れにくい角度を自由に設定できます。
もちろんフラットにも使えますし、傾斜をつけたい場合は左右どちらでも選べ、利用環境に応じた使い方ができる点が評価されています。
角度調節は、前腕の筋肉の動きを27％軽減し、長時間使っても疲れにくい工夫があります。
ちょっとの角度でも作業感や疲労感などに関わってくるので、嬉しいポイントですね。
便利な多機能ボタンのカスタマイズ性
8つのカスタマイズ可能なボタンを搭載しており、自由に設定できる点が便利です。
特に、親指付近のボタンや、横スクロールに対応したホイールが魅力。
専用アプリLogi Options+を使えば、簡単にカスタマイズできるので、使いやすいように工夫してみてください。
MX ERGO Sのデメリットと気になる点
すでにトラックボールマウスを長期的に使っていたため、操作性などに不満はありませんが、気になる点は以下です。
定期的なメンテナンスが必要
ボールにたまるホコリにより、マウスポインターの引っ掛かりを感じることもあります。
定期的にボールを外し、中を掃除する手間が発生します。
私の場合、スムーズにいかず引っ掛かりを感じたらメンテナンスをするようにしています。
高級マウス
最上位モデルのマウスのため、価格はそれなりにします。
他社に比べても値がはるため、予算に応じた購入が必要そう。
値段が高ければいいというものではないですが、本マウスは先行・自己投資には最適なので、効率化や負担面を見れば買ってよかったと思える製品です。
MX ERGO SとERGO M575の使用感の違い
これまで旧型トラックボールマウス「ERGO M575」を毎日のように使ってきました。
今回の新型「MX ERGO S」に切り替えて感じた使用感の違いについて紹介していきます。
クリック音の違い
これは、静音クリックを搭載した「ERGO M575 S」と比べれば、おそらく変わらない部分ではありますが、私の場合、クリック音がなる旧型モデルでカチカチと鳴る音が気になっていました。
そして新たに旧型モデル「MX ERGO」から静音クリックの「MX ERGO S」にアップグレードしてからは、静かな環境でも作業に集中でき、パフォーマンスの向上が見られたので、この部分は大きな違いとなります。
サイズ感の違い
一回り大きめの「MX ERGO S」は、手の大きい人に最適で、自分にとってベストな位置に置くことで快適に操作できます。
ボール自体の大きさは変わりませんが、本体のサイズ違いでこれほど使用感が変わるのかと思うほどに使いやすかったです。
角度の違い
MXシリーズは、絶妙な角度調節が簡単にできるので使いやすいです。
先にもお伝えしたように、金属プレートはマグネットで脱着可能なため、常に装備していてもいいですし、単体での持ち運びにも適しています。
角度調節部分は別途購入すればいいのですが、やはり最初から付属していた方がベストですね。
まとめ｜最上級な使用感が得られるマウス
Logicool「MX ERGO S」をレビューしました。
| メリット | デメリット |
- スタイリッシュでマットなデザイン
- 手に馴染みやすいサイズ感
- 静音クリックに対応
- 絶妙な角度調節
- カスタマイズ性の高い多機能ボタン
- 定期的なメンテナンスが必要
- 価格が高い
これからトラックボールを検討している人や、すでにMXシリーズ以外を使っている人であれば買い替えにおすすめできます。
機能性やデザイン、負担軽減部分を見ても、長く使えるマウスであることがわかりました。
今よりも快適に作業したい人は、この記事を見てぜひ検討していただければ幸いです。
