イヤーカフ型イヤホンは耳をふさがずに使える一方で、音質や低音はカナル型に及ばない。そんなイメージを持っていました。
しかし、実際に「HUAWEI FreeClip 2」を使ってみると、その印象はかなり変わりました。
製品の特徴
- 片耳約5.1gの軽量イヤーカフ型デザイン
- 10.8mmデュアル振動板ドライバーによる厚みのある高音質
- 最大9時間再生・ケース併用で最大38時間
- IP57防塵・防水、マルチポイント接続にも対応
耳に軽く挟むだけの開放的な装着感ながら、音にはしっかり厚みがある。長時間つけていても圧迫感が少なく、在宅ワークや散歩など、日常の中でそのまま使い続けやすいイヤホンです。
初代HUAWEI FreeClipからは、音質だけでなく軽さやバッテリー、防水性能などもアップデートされています。この記事では、FreeClip 2を実際に使って感じた音質・装着感・音漏れを中心に、初代モデルとの違いまで詳しくレビューします。
HUAWEI FreeClip 2

総合評価
メリット
- 約5.1gと軽く、長時間つけても疲れにくい
- イヤーカフ型ながら低音に厚みがある
- 耳をふさがず周囲の音を自然に聞ける
- 左右を気にせず装着でき、普段使いしやすい
デメリット
- ANCには対応していない
- 重低音・没入感は得にくい
HUAWEI FreeClip 2をレビュー|完成度の高いイヤーカフ型

FreeClip 2を使って一番印象に残ったのは、音質以上につけっぱなしにしやすいこと。
私は自宅で長時間作業することが多く、イヤホンを何時間も使う日があります。カナル型だと耳の中が蒸れたり、途中で圧迫感が気になったりすることもありますが、FreeClip 2は耳穴をふさぎません。

音楽を聴きながら記事を書き、宅配のチャイムや周囲の物音にもそのまま気づける。この使い方が在宅ワークとかなり相性よく感じました。
それでいて、音質も単なる「ながら聴き用」に留まりません。低音には想像していた以上に厚みがあり、ボーカルも聞き取りやすい。耳をふさがない快適さと、普段から音楽を楽しめる音質を両立しているところがFreeClip 2の魅力ですね。
HUAWEI FreeClip 2を実際に使って感じたこと
HUAWEI FreeClip 2をしばらく使ってみて感じたメリットについて紹介していきます。
約5.1g。長時間つけても耳が疲れにくい

FreeClip 2を使って一番良かったのは、やはり装着感。


イヤホンは片耳約5.1g。耳の外側をC-bridgeで挟むように装着するため、イヤーピースを耳穴へ押し込む必要がありません。

長時間つけていても耳の中が蒸れにくく、仕事中や散歩中もそのまま使いやすいです。
イヤーカフ型なのに低音がしっかりしている

オープンイヤー型で気になるのが、低音の弱さ。耳を密閉しないため、カナル型イヤホンのような重低音や没入感は出しにくい。私も使う前は「便利だけど、音は軽いのでは?」と思っていました。
ところがFreeClip 2は、想像していたより低音がしっかりしています。

10.8mmのデュアル振動板ドライバーを搭載しており、HUAWEIも初代から音響性能を強化。実際に音楽を聴いても、音がスカスカした印象はありません。
耳をふさがずにここまで音楽を楽しめるというのがFreeClip 2の良さです。
左右を気にせず、そのまま耳につけられる

毎日使っていて地味に便利なのが、左右を意識しなくていいところ。ケースからイヤホンを取り出して、そのまま左右の耳へ装着できます。
イヤーカフ型は形状が独特なので、最初は装着位置を探す必要がありますが、慣れてしまえばかなり簡単。
ダブルタップ、トリプルタップに加えて、FreeClip 2ではスワイプによる音量調整にも対応しています。操作内容はアプリから変更可能です。

スマホを取り出さず、そのまま音量を変えられるのは実際に使うと便利でした。
最大9時間再生で、仕事中もバッテリーを気にしにくい


イヤホン単体では最大約9時間、ケースを併用すると最大約38時間再生できます。
私のように仕事中に長時間使う場合でも、途中で何度もケースへ戻す必要がありません。
また、USB-Cだけでなく最大3Wのワイヤレス充電にも対応しています。


デスクにワイヤレス充電器があれば、使い終わったケースを置いておくだけ。毎日使うものなので、こうした充電の手間が少ないことも使いやすさにつながっています。
HUAWEI FreeClip 2のデメリット・気になるところ
使ってみて気になった点について紹介していきます。
音漏れは音量次第。静かな場所では注意したい


イヤーカフ型を検討している人が気になるのが、音漏れだと思います。
FreeClip 2もオープンイヤー型なので、音漏れを完全になくすことはできません。
普段の音量で使っている分には大きく気になりませんが、静かな室内や電車内で音量を上げれば、周囲へ聞こえる可能性があります。
ANCがないので騒がしい場所には向かない


FreeClip 2は周囲の音を聞くためのオープンイヤー型なので、ANCには対応していません。
電車や飛行機、騒がしいカフェなどで外音をしっかり遮断したい場合には不向き。
音量を上げれば周囲の音に負けにくくなりますが、その分音漏れも気になります。
静かな場所で集中したいならANC搭載イヤホン、日常の中で周囲とつながりながら使うならFreeClip 2という棲み分けになります。
初代HUAWEI FreeClipから何が変わった?
HUAWEI FreeClip 2は、初代HUAWEI FreeClipの使いやすさを引き継ぎながら、細かい部分が強化されています。
![]() ![]() FreeClip 2 | ![]() ![]() FreeClip | |
|---|---|---|
| 連続再生時間 (イヤホン単体) | 約9時間 | 約8時間 |
| 連続再生時間 (ケース込み) | 約38時間 | 約36時間 |
| 操作 | スワイプ+タップ | タップ |
| ヘッドコントロール | 対応 | 対応 |
| 片耳重量 | 約5.1g | 約5.6g |
| C-bridge素材 | 肌に優しいリキッドシリコーン+形状記憶合金 | 形状記憶合金 |
| NPU AIプロセッサー | あり | ― |
| ドライバー | 10.8mm デュアル振動板ドライバー | 10.8mm デュアルマグネット ダイナミックドライバー |
| 通話/音関連 | 自動音量調整+AI通話ノイズリダクション+2マイク+骨伝導VPUマイク | AI通話ノイズリダクション |
| 防塵・防水 | IP57 | IP54 |
特に大きいのは、低音の厚みと日常使いのしやすさです。初代もイヤーカフ型としてかなり完成度の高いモデルでしたが、FreeClip 2では音の軽さが抑えられ、より普段使いしやすい音質になっています。
また、バッテリーや防水性能、装着感の面でも進化しているため、これからイヤーカフ型イヤホンを選ぶなら、FreeClip 2を選ぶ価値は十分あります。
まとめ|長時間つけるほど、FreeClip 2の良さが分かる
メリット
- 約5.1gと軽く、長時間つけても疲れにくい
- イヤーカフ型ながら低音に厚みがある
- 耳をふさがず周囲の音を自然に聞ける
- 左右を気にせず装着でき、普段使いしやすい
デメリット
- ANCには対応していない
- 重低音・没入感は得にくい
HUAWEI FreeClip 2をレビューしました。
全体的に完成度が高く、イヤーカフ型イヤホンの真骨頂とも言えます。本来イヤーカフは軽量化されたイヤホンを手軽に身につけ、クリアな音質がメイン。
主に在宅ワークや耳を塞ぎたくない人にとってマッチするでしょう。
本記事を参考に、イヤーカフ型イヤホンHUAWEI FreeClip 2の性能を体感してみてください。






