TP-LinkのWi-Fiルーターの中でもハイエンドに位置づけられる「Archer GE800」をレビュー。
最大19GbpsのトライバンドWi-Fi 7に対応し、高速かつ低遅延なインターネット環境を実現。
ゲーミングルーターでありながら、あらゆる用途に対応できる優れた汎用性も兼ね備えています。
Archer GE800

総合評価
メリット
- 19Gbpsの超高速ゲーミングルーター
- 低遅延の安定した通信環境が実現
- 複数のデバイスを同時接続してもスムーズ
- セットアップが簡単に行える
デメリット
- サイズが大きい
- エフェクトを使う機会が少ない

このルーターさえあれば、家中どこにいてもWi-Fiが途切れることなく、快適な通信環境で暮らすことができるでしょう。
- 『YOHAKU』を運営
- ガジェットレビューブログ
- 千葉県在住の30代
- 余白のあるシンプルな生活
Archer GE800 BE19000 トライバンドWi-Fi 7ゲーミングルーターの特徴

Archer GE800は、ゲーミング性能を意識した高速・安定通信が特徴で、オンライン環境を本気で整えたい人に向けた1台です。

次世代インターネット通信である「10Gbps」&「Wi-Fi 7」に対応。
さらにゲーミングルーターならではのエフェクトも充実しており、主に4種類から選べます。




- カラーはアプリから変更可能。
高速・低遅延の通信性能で、まさに一歩先を行くネット環境を手に入れられます。
Archer GE800のスペック
Wi-Fi規格 | Wi-Fi 7(IEEE 802.11be) |
最大通信速度 | BE19000 6GHz: 11528Mbps 5GHz: 5764Mbps 2.4GHz: 1376Mbps |
動作モード | ルーターモード / ブリッジモード(アクセスポイント) |
有線ポート | 10Gbpsコンボポート×1、10Gbpsポート×1、2.5Gbps LAN×4 |
USBポート | USB 3.0×1(FTP / メディア / Samba対応、NTFS等フォーマット対応) |
セキュリティ | SPIファイアウォール / アクセス制御 / IP&MACバインディング ほか |
ゲストネットワーク | 6GHz / 5GHz / 2.4GHz 各1つ |
対応プロトコル | IPv4 / IPv6 |
WANタイプ | PPPoE / 動的IP / 静的IP / v6プラス / OCNバーチャルコネクト / Transixなど |
音声アシスタント対応 | Alexa / Googleアシスタント |
メッシュ機能 | EasyMesh 対応 |
ゲーム機能 | ゲームブースト / ゲーミングポート / GPN / 専用ゲームバンド / RGB設定 |

- 電源アダプター
- LANケーブル
- リセット用ピン
- かんたん設定ガイド
外観デザイン

横100cmのデスクを占領するほどの大きな箱を開封していきます。

本体はずっしりとしており、見るからにモンスター級のWi-Fiルーターです。

正面にはボタンが4つあります。


アプリ操作も可能ですが、本体から直接WiFi切り替えやエフェクト設定を行えます。

背面には各ポートと電源ボタンなどがあり、環境に合わせた接続が可能。

底面は4箇所にグリップがあり、本体の重みもあるためかなり安定性が高いです。

接続するとエフェクトが作動するので、赤から青に変わると設定できます。


Archer GE800をレビュー|実際に使ってみた感想
実際にマンションの速度1GBでその性能を実証してみました。
安定した高速通信が可能

本体の内部には8本の高性能アンテナが搭載されており、最大19Gbpsに対応した高速通信が可能なため、自宅のネット環境が従来のWi-Fiルーターを使うより断然速くなります。
実際に過去のルーターの速度と比較するとこのようになりました。


マンションのよって最大速度は決まっていますが、従来に比べてここまで改善されたので、ストレスが減り快適な通信環境が実現できます。

さらに、10G契約であればかなりのスピードが出るでしょう。
ゲーミングルータならではの低遅延技術


オンラインゲームに強い低遅延技術が採用されているため、混み合う時間帯や複数の接続環境であっても問題なくサクサクゲームを楽しめます。
ゲームは遅延によりラグが起きることで本来のパフォーマンスを発揮できないなんてこともありますよね。
しかし、ゲーミングルーターArcher GE800を導入すれば改善されるでしょう。
複数デバイスの接続がスムーズ


接続台数が多い家庭や、複数デバイスを同時に使う場面が多い場合、接続がスムーズになります。
実際に我が家は10台以上のデバイスを同時接続していますが、時間帯に限らず快適にインターネットを使えているので、やはりハイスペックの恩恵はすごいもの。
接続設定が簡単ですぐに使える


接続するまでにかかる時間は5分から10分程度で、TP-Linkの製品全般に言えますが接続設定が非常にわかりやすく簡単です。
製品が手元に届いてからすぐに使いはじめられる点は便利で時間短縮にもつながります。
Archer GE800のデメリットと気になる点
実際に1ヶ月ほど使ってみて気になった点は以下です。
サイズが大きい


気になる点としてはサイズが大きいところ。
高機能なゲーミングルーターなので、サイズ感は他のルーターに比べると2倍ほどに。
置く場所を考える必要がありそうです。
RGBエフェクトを使う場面がない


4種類のRGBエフェクト切り替えができますが、実際に使った試しがありません。
かっこいいエフェクトではありますが、常にライトをつけっぱなしにする必要性は私には感じませんでした。
ゲーム部屋専用にルーターを設置する人にとって、RGBエフェクトはかなりおすすめです。
Archer GE800はこんな人におすすめ
Archer GE800がおすすめの人は以下です。
- オンラインゲームをよくする
- PCゲームをする
- ルーターを使って3年ほど経つ
- インターネット環境を高速にしたい
- 処理が重たい作業をする
- 画像や動画編集をメインに行っている
特にゲームをやっている人にとって最強の味方となるルーターです。
その恩恵を日常生活でも受けることができるので、万能なWi-Fiルーターと言えます。
まとめ|Archer GE800レビュー
TP-Link「Archer GE800」をレビューしました。
メリット | デメリット |
- 19Gbpsの超高速ゲーミングルーター
- 低遅延の安定した通信環境が実現
- 複数のデバイスを同時接続してもスムーズ
- セットアップが簡単に行える
- サイズが大きい
- エフェクトを使う機会が少ない
ゲーミングルーターの低遅延技術を駆使し、広範囲に行き届くWi-Fiは、インターネットを使う仕事やプライベートをより快適なものにしてくれます。
とにかく高性能なルーターを導入したい人にとっては、まずおすすめしたいWi-Fiルーターですね。
毎日使うネット環境こそ、快適さが大切。
この機会に、自宅の通信環境を見直してみてはいかがでしょうか。

