「自宅の通信環境を大幅に改善させたいけど、高性能ルーターがありすぎてどれがいいか選べない」そんなルーター探しが終わる「Archer BE900」をレビューします。
Wi-Fi 7のフラッグシップモデルとして登場したArcher BE900は、最高峰のパフォーマンスを提供し、在宅ワークやオンラインゲームでの読み込み速度が異次元。
目に見えない性能だけでなく、タッチパネルで操作を簡潔できるユニークなルーターでもあります。
この記事では、Archer BE900の通信速度や使い勝手、設置面の注意点まで、実際に使って感じたリアルな感想をお伝えします。
Archer BE900

総合評価
メリット
- 最大24.4Gbpsの超高速通信
- 1G対応マンションでもオーバースペックに感じない
- 便利なタッチパネルを搭載
- ユニークなLEDスクリーン表示
デメリット
- サイズが大きい
- 『YOHAKU』運営者
- ガジェットレビューサイト
- 千葉県在住の30代
- 余白のあるシンプルな生活
TP-Link Archer BE900の特徴

新規格である最大24.4GbpsのクアッドバンドWi-Fi 7ルーターで、圧倒的な通信速度と安定性を実現。TP-Link史上もっとも通信環境が改善されたルーターです。
12本の高性能アンテナを内部に搭載し、これまでとは別次元の通信環境をつくり出せます。

なんといってもタッチパネル操作により、時刻表示や細かいWi-Fi設定、LEDスクリーンにより顔文字などのアニメーション表示も可能となりました。

見た目もスタイリッシュで、シルバーとブラックの組み合わせがガジェット感あるゴツさを表現しています。
- 最大24.4GbpsクアッドバンドWiFi 7:複数デバイスを同時に接続しても安定した速度を維持。
- タッチパネル搭載:本体前面にタッチパネルを搭載。Wi-Fi設定や時刻表示、ネットワーク状態の確認が直感的に操作可能。
- LEDスクリーン:文字やアイコン、アニメーションを表示できるLEDスクリーンを採用。
- 12本の高性能内蔵アンテナ:内部に12本のアンテナを搭載し、広範囲をカバー。
- 幅広いポート数:10Gポート×2+2.5Gポート×4で高度な通信環境を構築可能。
Archer BE900のスペックと外観
項目 | ![]() Archer BE900 |
---|---|
Wi-Fi規格 | Wi-Fi 7(IEEE 802.11be/b/g/n/a/ac/ax) |
最大通信速度 | 6GHz:11520Mbps 5GHz-1:5760Mbps 5GHz-2:5760Mbps 2.4GHz:1376Mbps |
Wi-Fiバンド構成 | クアッドバンド(6GHz+5GHz×2+2.4GHz) |
アンテナ | 内蔵アンテナ×12(高性能アレイ設計) |
有線ポート | 10Gbps WAN/LAN×110Gbps SFP+/RJ45コンボWAN/LAN×12.5Gbps LAN×41Gbps LAN×1 |
USBポート | USB 3.0×1、USB 2.0×1 |
対応フォーマット | NTFS、exFAT、HFS+、FAT32 |
ボタン | 電源オン/オフWi-Fiオン/オフ(タッチパネル)LEDオン/オフ(タッチパネル)WPS(タッチパネル)リセット(初期化) |
タッチパネル | 対応(時刻・設定・Wi-Fi管理など) |
LEDスクリーン | 対応(アニメーション・状態表示) |
サイズ | 約96 × 302 × 262.5 mm |
カラー | ブラック×シルバー |
動作モード | ルーターモード/アクセスポイントモード |
その他機能 | EasyMesh対応/OFDMA/MU-MIMO/TP-Link HomeShield(セキュリティ機能) |


ずっしりとしたたたずまいが特徴のルーターです。安定性は抜群で存在感を放ちます。

側面以外は網目上のデザインとなり、ここから放熱される仕組みとなっています。


さりげないシルバーの外観が高級感をあたえます。

本モデルはタッチパネルを採用。Wi-Fi設定&接続を済ませればタッチで操作可能です。

スマホでアプリを開かなくても、直感的に操作と設定ができるので便利!
TP-Link Archer BE900を使用レビュー
Archer BE900の使用感や性能を紹介していきます。
最大24.4Gbpsの超高速通信が可能


最新のWi-Fi 7規格に対応したArcher BE900は、最大24.4Gbpsのクアッドバンド通信を実現。10Gbps回線契約であれば更なる期待が膨らみます。


高解像度の動画視聴や大容量ファイル転送もストレスなくこなせる圧倒的な速度を体感できます。
次世代インターネットを自宅で体感でき、ネット環境を気にすることなく使い倒せる点には安心感を覚えます。


また、放熱性能も優れているので、長く使えるルーターです。
1G対応マンションでも十分な速度


使用して感じたことは、これだけの性能をほこるルーターでも、オーバースペックに感じない点です。
10Gbps対応ルーターは高性能な分、自宅の通信環境に合わない場面が懸念されると思われます。
しかし、導入して分かったことは、重たい動作でも読み込み遅延がほぼなく、YouTubeの動画も最大画質の視聴が自動ででき、アプリの立ち上げも一瞬。


iPhoneやMac、その他デバイス類を同時接続しても、爆速で通信できます。



集合住宅のゴールデンタイムでもこの速度なので、おうち時間の見方になっています!
便利なタッチパネルを搭載


最大の特徴のひとつが、本体前面に搭載されたタッチパネルです。ルーターにタッチパネル?と思うかもしれませんが、これが案外便利でQOLを上げます。


Wi-Fiの状態確認や時刻表示、ネットワーク設定の切り替えなどを、スマホのような操作感で行えるのが魅力。


設定アプリを開かなくても、ルーター単体で必要な情報を確認できるため、利便性が大幅に向上しています。


ユニークなLEDスクリーン表示


タッチパネル上部には、表情豊かなアニメーションや文字情報を表示できるLEDスクリーンを搭載。


通信状態を視覚的に把握できるだけでなく、ルーターの電源オン時には顔文字が点灯するなど、遊び心のあるデザインも魅力です。


無機質なルーターという印象をくつがえし、部屋のインテリアとしても映える存在感があります。
購入前に知りたいArcher BE900のデメリット


私が感じた唯一のデメリットは、そのサイズの大きさです。BE550 Proと比べても一回りどころか二回りほど大きく、存在感はかなり強め。


実際、これまで使っていた棚には収まらず、少しはみ出すほどのボリューム感があります。
「省スペースに置きたい」「コンパクトなルーターがいい」という方にとってはやや不向き。設置にはある程度のスペースを確保しておく必要があります。
Wi-Fi 7ルーター「Archer BE900」がおすすめの人
Archer BE900はこのような人におすすめです。
- リモートワークをしている
- オンラインゲームをよくする
- 動画をサクサク観たい
- アプリやブラウザを速く立ち上げたい
- どのWi-Fi 7ルーターを買おうか迷っている
そこまでの性能は必要ないと思っていても、接続や読み込み速度は案外ストレスに感じるもの。



まとめて改善するためにも、本ルーターは万人におすすめできる製品と言えます。
まとめ|Archer BE900は最強レベルのWi-Fiルーター
TP-Link Archer BE900をレビューしました。
メリット | デメリット |
- 最大24.4Gbpsの超高速通信
- 1G対応マンションでもオーバースペックに感じない
- 便利なタッチパネルを搭載
- ユニークなLEDスクリーン表示
- サイズが大きい
次世代の新規格Wi-Fi 7ルーターは、通信速度だけでなく、タッチパネルによって利便性も向上。部屋のインテリアにも映えるガジェットとなります。
Archer BE900を導入すれば、より良い通信環境をつくりだし、快適なインターネットライフを楽しめます。