「4Kモニターには興味があるけれど、どれを買うべきか悩んでいる」または、「そもそも4Kは必要なのか?」と疑問を持たれる方も多いはず。
これまで23.8インチのフルHDモニターS2425Hを使ってきましたが、長時間作業をすると文字のにじみや色味の違いから目に疲れを感じることが増えました。
さらに、MacBook本体のRetinaディスプレイと比較すると解像度の差は歴然。そこで新しく導入したのがDellの27インチ4Kモニター「S2725QC」です。
USB-C対応でMacBookとの相性が良く、映像出力と充電を1本のケーブルでまとめられる点も魅力。この記事では、実際に使って感じたメリット・デメリットを含めて詳しくレビューしていきます。
S2725QC

総合評価
メリット
- 4K高解像度のハイコスパモニター
- 27インチのちょうどいい見やすさ
- USB-C接続でケーブルレス化
- 最大120Hzの滑らかさ
- ポートへのアクセスがしやすい
デメリット
- 4KやUSB-C不要なら割高
- スケーリング設定が必要
- 在宅ワークで8時間はモニターを使う
- FHDを使っていて解像度の低さを感じる
- 4Kモニターを検討している
- 『YOHAKU』運営者
- ガジェットレビューサイト
- 千葉県在住の30代
- 余白のあるシンプルな生活
Dell 4Kモニター S2725QCの特徴

Dell S2725QCは、27インチ4K・120Hz対応と鮮明かつ滑らかな映像を実現。
USB-C給電65Wにも対応しているので、ケーブル1本の接続が便利になりました。

長時間作業でも目が疲れにくいComfortView Plusを搭載しており、ブルーライトカット&アンチグレア仕様のため、室内環境に最適です。

画面の大きさだけでなく、細かいスペックまで体感できたので満足の一台です。
- 27インチ 4K UHD解像度:高精細表示で作業効率と映像美を両立。
- USB-C接続対応:65W給電でノートPCをケーブル1本で接続可能。
- 高リフレッシュレート(最大120Hz):動画やスクロールも滑らか。
- ComfortView Plus搭載:ブルーライトを抑えつつ色再現性を維持。
- スリムベゼル設計:デュアルモニターでもシームレスな表示が可能。
S2725QCのスペック
ディスプレイサイズ | 27インチ |
解像度 | 3840×2160 (4K UHD) |
パネル種類 | IPS |
リフレッシュレート | 最大120Hz |
輝度 | 標準 350 cd/m² |
色域 | sRGB 99% |
コントラスト比 | 1500:1 |
応答速度 | 5ms GTG (高速) 8msのGTG 4ms GTG(エクストリームモード) |
接続端子 | USB-C(映像+給電最大65W) USB-C 5Gbpsダウンストリームポート×1(最大15Wの電力供給) HDMI 2.1×2 USB-A×2 |
スピーカー | 3W×2(内蔵) |
調整機能 | 高さ調整、チルト、スイーベル、ピボット |
サイズ | 61.3 × 18.5 × 41.1~52.1cm(スタンド込み) |
重量 | 約5.5kg(スタンド込み) |


外観デザイン








あらゆる角度調節に対応しており、縦回転も可能です。


背面左側にはUSB-Aポート、HDMIポートがあります。


下部にはHDMIケーブル、USB-Cポート(最大65W)。


反対にはACポートがあります。


電源ボタンとスティック操作は背面にあり、画面正面から右手にアクセスしやすい位置です。


ディスプレイ前面に配置されたポップアウト型のクイックアクセスポートが現れ、ワンタッチで直感的です。


スリムで圧迫感のないストライプホワイトが魅力です。
Dell S2725QCのメリット
常に在宅でモニターを使う中、23.8インチ(フルHD)から27インチ(4K)に変えて感じたメリットは以下です。



目に優しい4つ星認定モニターを体感してみましょう。
多機能でハイコスパな4Kモニター


S2725QCは27インチ・4K解像度・最大120Hz対応・USB-C接続対応と充実した性能を備えながら、価格帯は比較的手が届きやすいモデルです。
とくにフルHDから4Kへの変化は絶大でした。文字、映像、画像など鮮明で、黒がはっきりと目にうつるのでとても見やすい。
文章を書いたり、ブラウザやアプリを使った仕事に最適で、はかどります。



4Kモニターは初めてですが、これはもっと早く使うべきだった。
27インチのちょうどいい見やすさ


4Kの高精細さを活かすには27インチ前後が最適サイズ。
大きすぎず小さすぎないため、デスク環境にも馴染みやすく、画面全体を見渡しやすいのが特徴。デスクは100×60cmでちょうどいいくらいです。
文字も滑らかに表示され、作業効率が上がるでしょう。
USB-Cケーブル一本で見た目がスッキリ


最大65W給電に対応するUSB-Cポートを搭載しており、ノートPCにケーブル一本で映像出力・充電・データ転送が可能。
配線周りを大幅にスッキリできるため、理想のデスク環境を構築するのに欠かせません。
とくにMacBookとの相性が抜群です。使用しているケーブルはVOLTME USB Type-C ケーブル 240Wです。8K映像出力まで対応しており、ケーブル自体の強度が高く常に使用するにはぴったりです。
最大120Hzのリフレッシュレートで滑らか


従来は100Hzでしたが、本モニターは最大120Hzのリフレッシュレートに対応。
動画やスクロール操作が格段に滑らかで、ゲームや映像視聴にも十分対応できます。
普段の作業時もカーソル移動や文字入力が軽快に感じられます。これにより、目の負担も軽減できます。
ポートへのアクセスがしやすい


画面左下スピーカー部分からUSB-CとUSB-Aポートの入力端子を搭載しているため、アクセスがスムーズです。
対応イヤホンを繋いだり、USB出力もワンタッチでできるので便利です。
Dell S2725QCのデメリット
購入前に知りたいデメリットは以下です。
4KやUSB-Cを必要としない場合は割高


フルHDやQHDで十分な用途、あるいはUSB-C対応にこだわらない場合は、オーバースペックになる可能性があります。
そのため価格に対して割高に感じる人もいるでしょう。
購入時は用途とのバランスを考える必要があります。
用途に合わせてスケーリング設定が必要


27インチの4K解像度は非常に精細ですが、そのままだと文字やUIが小さく表示されます。
快適に使うにはOS側でスケーリング調整が必須となり、人によっては設定に手間を感じるかもしれません。
基本的にはデフォルトで問題ありませんが、より一度に表示される情報を増やしたい、拡大したい場合はスケーリングで合わせる必要があります。
まとめ|Dell S2725QCは高コスパ万能モニター
Dell S2725QCは、4K解像度・120Hzリフレッシュレート・USB-C給電対応と多機能を兼ね備えた高コスパなモニターです。
メリット | デメリット |
- 4K高解像度のハイコスパモニター
- 27インチのちょうどいい見やすさ
- USB-C接続でケーブルレス化
- 最大120Hzの滑らかさ
- ポートへのアクセスがしやすい
- 4KやUSB-C不要なら割高
- スケーリング設定が必要
27インチの見やすさとシンプルな配線でデスク環境を整えられるのも大きな魅力。
4KやUSB-Cを活用する人にとって、長く満足できる選択肢になるでしょう。